何かが変だぞ?と思えども何が変なのか?特定など出来ない。…変な事しかないのだから。
歪みから歪みを見つめれば至極ご尤も!と見えて来るのである。
罪を知らぬ者に罪を問えば……その罪を犯すに至った『仕方なかった理由』ばかりが述べられて自分の罪を理解した風はない……。
『分からなかった』『知らなかった』が今や大きな顔で大きな武器としてのし歩く時代なのである。
その罪を知らぬ者を追い詰めやり込めても何も生産的な事は……起こらない。
触らぬ様に、関わらぬ様に接点を避けるのみだ……。
罪知らぬ者は、罪だと『責める人を恨み呪う事』で万事解決してやり過ごす。
そんな『罪が無いという最大多数達の大罪』が日常茶飯事となった昨今……被害を被った人間は関わった自分の不明を恥じる事ばかり上達させる。
そんな虚しさに陥りながら僕は……涙する女性に聞いた……。
その罪知らなきゃ楽だけど……そういう人間になりたいのか?……と。
それは死んでも避けたい!と彼女は言った。
苦しいけれど……君は今、死んでないからきっと今の方がましなんだと思う……と僕は言った。
我が罪を知らぬ者は大手を振って今日も行く……。その道を妨げる者も既になく……。
一人の人間の自由は斯くも素晴らしく、恐ろしく醜いモノでもある……。
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