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サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……欺瞞暴力団の増殖

先ず初めに……相手を傷付ける事を目的とした『ブス!』、『バカ!』、『貧乏人!』、『三国人!』……なる言動をぶつける事は断じて許せない!!という立場であるとお断りしておきますね。

あくまでも人間の『考え方』、『感じ方』に嘘を付いても力ある現実は始まりませんよね?……という主張です。

『ブスなんて言わないで』なる漫画の女性作者の記事を読んだ。
文中……『ブスなんていないんだよ…』という人達の言葉に???と違和感を感じたという一文があり……内心ソレソレ!って感じた。

そういう自分の欺瞞の言葉に酔いしれる人というのは多く居る。
偏差値が低い『おバカの存在』あっての『東大君の礼賛』が出来る様に……『ブス・ブサメン』の存在あっての『美人・イケメン』ってのが成立している。

認めるも何も……人それぞれに頭脳の優劣、容姿の優劣、身体能力の優劣etc…『人間の様々の資質の違い』が厳然と存在している。

チーターにも超足の早い奴もいればどんくさい奴もいる。足が早いチーターが仕留めた獲物は足が遅いチーターにも分け与えられる。
見張りの役目とか?おとりとなったりの役回りも必要だからである……。

俺が自己責任で稼いだんだからって『カネ独り占め』して喜んでる人間より遥かに『群れの運営技術』は優れてるかもよ?

おっとっと……またもや話が…横道に……。
話を戻します……。

資質の違いがあること。美人がいれば当然ブスもいる。チーターを例に出さずともこれは『人間社会の当たり前』だからである。

『ブスなんて居ません!!』と言ってのけ自分の言葉に酔いしれる人……その自己満足は放っておくとして……。
こんな欺瞞の言葉の主たちは『人間の社会の当たり前』を素直に受け入れ認めて生きている人間を不当に窮屈にしているのである。

欺瞞に酔いしれる自分が正義を気取って『言葉の暴力団』となっている事に気付けないのである。
『ブスなんて居ません?』……とのたまう欺瞞ご立派族の人達は『本当の差別問題』に取り組めない。

ブスなんていないのだから『ルッキズム』なんてある分けがない?あっちゃならない問題として結論が出るのである。ま、言語道断!!となり事は終わる……。遺憾?ってやつ。

なんて浅い理解なんでしょう?
醜悪とさえ思える人間社会に対する理解力のなさである。

『違いがある!!』と認め受け容れることからしか始まらないのである。一人ひとり違うのだから……。
その違いは、喜びを生み同時に悲しみを生む。
光があり影があるのと同じ運びである。

チーターは足の遅い奴にピッタリの役割を与えて『共存』し群れを維持して生きていく。

人間の資質の違いからそんな歪(ひず)みが生じる……さぁ?どうしよっか?
ソコからが…人間の真価が問われる場面だと言いたかったのです。

部落差別にせよ民族差別にせよ美醜によるルッキズムにせよ……人間社会では必ず差別はあるのです。
その『汚れを認め受け容れる』こと。

そうすれば『日々発生する弱き人間の様々の理不尽な状況、悲劇』が初めて『見えてくる』のだと思う。

悩まず、思考せず、欺瞞に塗れた正義の言葉で人を斬り付ける『欺瞞暴力団』の蔓延……。
先般より書き続けてきた人格の『疑似成長問題』……とも隣合わせの現象だと思う。

欺瞞暴力団……何より兎に角……カッコ悪い人達だよね?


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