『IT』って先端、先を行く業界、人間、な~んて感じてたら……かつての家電が『白物化』した時と同様のニュアンスを覚える様になった……。
そう……ツ・マ・ン・ナ・イ……。
それは量子コンピューターというものが現実味を持ち始めたからなのか?……ITの『正体そのもの』が露になったからなのか?
恐らくどちらもその理由なんだろうなぁ?
IT族特有の……切り捨て口調、断定口調も当初こそ斬新で……ITにあらずんば人に非ず!なんて態度もそれはそれで自虐的興味さえ醸成したものだったけれど。
そんな人達の論説の網羅する分野は極めて狭小(IT技術とカネ)だよな?なんて飽き飽きしてしまったのかもね?
情感を逆撫でされるのも当初こそ斬新でフムフムと頷いたりしてね?
服装がラフ(デニムとカットソー)なのも新鮮だった。
最近はコギタネエな?なんて雰囲気すら覚えてしまうから不思議である。
歳月は人を待たず!時の流れは過酷なものでもある。
冷徹な合理主義でメゲなかった橋本徹氏も……なんか、最近では未来の田崎史郎さん?見たいな要素さえ漂う……。
理屈の捏ね方ってのもかつての新興宗教の……あー言えば○○○○って人の面倒臭さも加味されウンザリ……の気分。
先端とされたITであれ理論であれ……結局その人個人の根底に『形而上的なテーマと矜持』を仕込まない限り『メッキは剥がれ落ちていく』んだなぁ?って思う。
『今はコレ!』、『今はコレ!』と今の利便を強迫的に追い求め……結果、今!
ニッポンの人々は豊かになったのかい?
何処やらに出掛けては料理の写真を撮る事は確かに上達したよね?
そんなの『見せて誇りたい!』っていうリア充?なんて神経は……元々、さもしく貧乏臭いだけだったんじゃね?
インスタ、FBという載せるシステムが新しかっただけ……。
四六時中スマホをタップし続けなきゃ落ち着けないっていう時間って何を味わい何を感じているんだろう?
確かなことは……そんなの豊かさとは対極にある強迫的境地だってこと……。
速さか大きさとか大量とか……追い求めた効率って奴は……人を忙しなく急き立て
情感の深さとか安らぎとか思いとか?数量化出来ない『幸福の素』ってものを遠ざけたに過ぎなかったよね?……と受け入れた方が良いんじゃね?
『皆について行かなきゃ!パニック』からエスケープして少し休ませましょうよ!心を……ね。
そうすりゃ……豊かさを感じる幸せがいきなりやって来るなんて言わないけれど、心が『楽になる』事だけは確かなのですから……ね?。