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サンチョパンサの憂鬱

不道徳が不経済になる時代が来てる

明白な失態でありながら……質問を退け、調査中、取り調べ中とか故にコメントは差し控えさせて頂く?そんな対応が目立つ様になって久しい。

これは被害者側が訴訟に踏み切った場合の事を考慮した対応だから……ある程度は理解を示さなきゃとも思う。

そんな次元ではなく、最初から『揉み消し命』ってなもんで否定しかない対応となると話は違ってくる。

大の大人が自殺した子供の遺書をお手紙と主張し譲らなかったり、横浜市での震災から避難した子供がお金を取られてるのに、奢った?等と逃げを打つ市教育委員会の幹部の執拗な誤魔化しの姿勢は世も末の様相である。

僕達の年代でも子供の頃、大人達は欺瞞的だと思っていたし汚い事をするなんて感じていた。
しかし上記の様なミエミエあからさまな誤魔化しは我が身の為にならず!という自覚は昭和の大人達にはあったと思う。

このモラリティの劣化は、暴走族の消滅と時を同じくして始まった様な気がする。
暴走族の領域に至るまで、小賢く小狡くなっていったんだと思う。
後先なくその場を上手く誤魔化した方が上手く生きれるぞ!ってな風潮が広まった。

一つには社会の管理が厳しくきつくなり、『失敗を許さない』空気が広まった事が大きい。
当然、敗者復活のチャンスは狭まり、一度の失敗が致命傷となる様な流れが出来上がったんだと思う。

大人達の醜く不細工な無理のある言い逃れを見聞きした子供達は世のルールやキマリなんぞ信じ様もなくなり……彼等の信条は『上手く立ち回る事』になったのだろう……。

良くも悪くも子供は大人の鏡なのである。小狡い小作の様な立ち回りを見せる老成した子供達の振る舞いはそのまんま大人達の行状なんである。

んでね?何が言いたいか?

その態度もう時代遅れで、流行ってませんよ!って言いたかったのである。
長らくモラルを守れば損をする風潮が続いたけれど……今はもう『モラル無きゃ始まりませんよ!』の時代が始まっている。

ネットが担当する様々なビジネスは置いといて、次の成長ビジネスの根幹は『人間力』と『ホスピタリティ』で構成されるものなのである。

中国人と日本人との情緒力?とでもいう分野の優劣がそのまま価格に転換されている。
ホテルという器とノウハウを中国に持ち込んでも、トイレを洗ったブラシでコップを洗うという中国人従業員の荒んだモラルが世界中に配信されたりしてる。

ITとネットは様々な条件を標準化して見せた。
だからこそ……人間力の差こそが価値の違いになって体現される様に現在は変化している。

品性とモラル……カネで買えないモノが
カネを創るという時代はもう走り出している。
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