
絶対内緒で驚かすから言ってはいけないのに、3人で飲んでるとダンスの話になり、
ノリノリで話すAちゃんをわざと覚めた目で見る私とTちゃん。
Aちゃんのお誕生日会が色々都合が悪く、伸び伸びになってるので
うちの近くに踊れるスナックがあるらしい、友達に聞いてんけどそこでしよか

と、さりげなく仕掛けの開始

「飲んでるだけの人もおるし、カラオケもあるねん。でもダンスしたい人は音楽がかかったら、
勝手にいっぱい踊ってるねんて~。どう?それやったら、私もTちゃんも付きあったるわ!」
Aちゃんはテンション




「でも、それやったらアンタらおもしろくないんちゃうん?」
とAちゃんが言う。私たちは、

ついでに1曲ぐらいアンタに教えてもらって踊ったるわ

おびき出し作戦実行中

これにはAちゃん大喜び

「ホンマ?絶対ホンマ?踊ってくれるん?マジでうれしぃ~!」
作戦成功


3月22日にうちの父親の誕生日会をして、その後3人でスナックへ歌いに行っても、
Aちゃんはダンスの話を店のママとしてた!ママはダンスが出来るので、
ここへ飲みに行くとダンスの話で盛り上がる。
私もTちゃんもグッとこらえて知らんぷりをする。
帰りの道路でほろ酔い気分のAちゃんが踊りだす・・・。
ついつい手を引いて同じステップをしてしまいそうになる・・・アカンアカン・・・。
「ルンバはな~・・・こう、こう、こー行ってから、こうする!」
と気合入って教えてくれるAちゃん・・・。
わざと出来ないフリして、変なステップして足をもつれさせて笑わせ、
興味がある様な素振りで盛り上がる・・・。
しらじらしーにも程があるほど、イヤイヤ付き合うが、
「やっぱり、今度やめとこうかな・・・?」とポツリ言う。
「大丈夫!大丈夫!出来るって!」
「そうかな~・・・リズム感ないし・・・私・・・」

「ホンマに、アンタの踊りは変やな・・・リズム感ないわ・・・いけるか?」

もちろんあさって二人で個人レッスン行く事は内緒なのでTちゃんも演技をする・・・
助演女優賞かな

こうして着々とサプライズの日を待つのでした。
サプライズデーまで後22日。
私と社交ダンス 6に続く
