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旅するハニーテイスター

走る!はちみつ屋です。
マラソンの事、はちみつ、ミツバチの事を
全国を旅しながら書いています。

秋田のあかしあ蜜 その①

2006年06月23日 14時51分05秒 | 2006年蜂労記
6月12日山形県の養蜂家さんの家を後にし、いざ!秋田県へ

この時点で「レンタ君」の走行距離は1100kmです。
大阪からかなり走っています

何となくお天気もすぐれずスピードも控えめで走る事5時間。
無事秋田の小坂インターを出ました。
料金を払うため窓を開けてビックリあたりは真っ暗なのに、
街全体が香水を付けたように、アカシアの花の香りが充満です!

一人で「ワンダホーブラボーエキサティング
と叫びながら真っ暗な山道をハイビームで走りました。

時間が時間なので、コンビニ弁当とビールを買ってホテルへチェックイン。
養蜂家さんに連絡を取り、明日の予定を確認。朝4時です
でもこの時点でかなり雨が降っていました。朝から大雨で今日の作業は
なかったみたい・・・。明日はどうなることやら・・・。

13日朝です
様子を見て午後から出動となりました。
雨が降れば養蜂家さんはつかまります。いいチャンスなので付近に来られてる
養蜂家さんをひと回り
去年の今頃と比べると花が遅れています。これからみたい。

ブラブラして、「冬のソナタ」のリベンジでも行こうか考えていると電話が・・・

養:「お~い!何してるんや~」
私:「はい、パチンコでもして時間をつぶそうと思っていますが・・・」

養:「じゃ、丁度いいな、デートしよう!」
私:「は?デートですか?」

養:「そ~じゃ、デートじゃ、すぐ家へ来い!」
私:「は・はい、わかりました・・・」

養:「すぐ来いよ!」
私:「はい、今すぐ行きます・・・」

養:「そうそう、作業着着て来いよ!」
私: ・・・・・・・・。

そうです・・・お仕事です。っと言うか、鹿児島の養蜂家さんで
長野であかしあを搾り、今日秋田へ到着する養蜂家さんの蜂を降ろす
お手伝いです。

初めてお会いする養蜂家さんで、かなり大きい有名な人だったので緊張

 
次から次へ巣箱を下ろして行きます。たくさんの人が応援です。

             
             閉め切っていた巣門を開けると
             一斉に元気良く飛び出します。

2箇所に降ろし終え、お疲れさん会の宴会が始まります。
自己紹介をして回りました。すんごい緊張しました。

で!もちろん作業は手伝ったんですが、ここからが私出番だったんです
帰りの運転手のため、みんなおいしそうに飲んでいるビールを
ただただ、恨めしく見ているだけ ハメられた・・・

ここから、私の逆襲が始まります
つづく



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山形のさくらんぼ蜜 その②

2006年06月22日 17時46分07秒 | 2006年蜂労記
冬のソナタで撃沈して寝た翌朝6時に養蜂家さんと待ち合わせ
あかしあの採蜜を行いました。

さくらんぼ蜜を頂くのはもちろんですが、花の時期は4月下旬なので
すでに採蜜を終え、私の分はちゃーんと確保してくれてました

で・あかしあの蜂場に到着しました。
若いご夫婦二人でちゃんと分担して採蜜できるように工夫をしている風景に
ビックリでした。


           
           分離器を積んだ台車にはキャタピラが付いており、
           そのまま後ろを移動して行きます。

とにかく、無駄な動きがなく重い作業もラクラク
いつもなら重宝されるスーパー助手の私は全く出る幕無し
でもいつもより早く終わったって喜んでもらえました。

まだまだあかしあの採蜜は残っているので、終わり次第譲っていただく本数を
連絡してくれます

その後養蜂家さんの家に戻って、さくらんぼの蜜とりんごの蜜を併せて
40缶ゲット 
3時半でしたが、そのまま秋田へ向って走り出しました
5時間はかかるだろうけど、仕入れた蜂蜜が乗っているので気分もゴー

             
     ちなみに、さくらんぼの実はまだ少し早いか・・・と言った感じでした。

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山形のさくらんぼ蜜 その①

2006年06月20日 17時12分30秒 | 2006年蜂労記
        
6月11日に無事山形に到着しました。

          
          道中少し雨模様です。


去年は新潟から高速に乗らず山越えをしましたが、相棒がいないので高速で移動です。
途中の宮城県国見SAでガソリンを入れることになり、名物「喜多方ラーメン」を食べようと思いましたが、
丁度お昼時の日曜日・・・超満員・・・イラチの私は無理!

 
串牛と牛タンコロッケで我慢です。これが、結構おいしかった!

        
お腹も一杯で走り出すと、すんごい霧 視界50mくらいでビックリしました。

養蜂家さんの家で今年の様子を聞き、一安心 やっぱり、東北は順調です。
とりあえず、明日の朝から採蜜のお手伝いをする約束をして帰りました。

それで、ホテルに着いたらインターネットはできないし、
少し時間があったので近くのパチンコ屋に行きました
知らないところでは不安なので、得意のスロットをせず、
パチンコの方をしました。その名も 「冬のソナタ」

自慢ですが、私はこのドラマを見ていないし、ヨン様の何が良いのかわかりません。
でも、日頃お世話になっている京都の蜂蜜屋さんのUさんと言う経理の人が
すんごいファンでそのパチンコに連れて行って!って言われてたので
予行演習のつもりでチャレンジ
これが結構おもろい!ストーリーはわからんけど飽きない!

でも・・・いっこうにフィーバーがかかりません。
激熱リーチもはずれるしやたらムキになって撃沈・・・
一回もかからないまま2万円も負けてしまいました。
お陰で山形まで来て晩ゴハンはコレ 

この旅から戻ったら、Uさんに2万円返してもらおっと


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秋田のあかしあ蜜 その①「事件です」

2006年06月18日 00時29分53秒 | 2006年蜂労記
久々にインターネットの環境が整いました。

山形から書かないといけないのですが、今日は事件が起きました

まぁ、事件と言えばミツバチアレルギーの私が刺された事しかないのですが・・・

本日朝4時から採蜜開始で、事件は起きました。
まず、1発肩を刺されました。でも、痛かっただけで何もありませんでした。
「やっぱり、新しい薬が効いてるんだ!」とルンルンの私でした。

でもどんどんハチを振るっていく間に面布(めんぷ)の中にハチが1匹
ん~やばい・・・。と思っていると、養蜂家さんのお手伝いの人が着ている
帽子も面布も服も一体の物を着るように指示されました。
でも、その作業服に慣れていなかった私は服の裾をギュッと絞るのを忘れ、
いつも腰で絞っているエプロンがその服の下になっていました。
調子良く作業を続けていたら・・・何とビックリ!面布の中はハチだらけ
右目の下を1発2発
これはかなりキツイ・・・慌ててその場を離れ、作業服を脱ぎましたが、
今度はその中のハチが頭を攻撃・・・(髪の毛は黒いので天敵・・・)

頭を1発、2発、3発、4発・・・・計8発。耳の後ろを2発、手を4発
何やかんやで計20発の連続攻撃

その瞬間、意識が遠くなりました。かなりヤバくなったので、
養蜂家さんが、「病院や!病院や!」
私は異常に冷や汗が出て、呼吸がしにくくなり、最悪にはお腹が痛くなった

アレルギーの現象の一種で下痢があります。
それになってしまい、たまたまそこにはトイレがあったんですが、
そこに直行でも、トイレの中で意識不明になりました。

外から養蜂家さんがかなり叫んでいたらしい・・・
ふとその声に気付いてトイレを出たが歩けません。
そのまま、抱きかかえられ病院まで猛ダッシュ・・・やったらしい・・・

軽トラに4人乗って(荷台に一人、助手席に私と養蜂家さん)
ずっと、「がんばれがんばれ!」と言われてたけど、意識モウロウ。
って言うか、お腹が痛い
何度も養蜂家さんにほっぺたを叩かれて「大丈夫か!」って
3回に1回くらい気が付いてるけど変事が出来ないくらい呼吸困難。

これも偶然で、町に近い蜂場だったのですぐ病院に着いたんだけど
私には長い
救急処置室に着くかいなやトイレにダッシュ

その後は車椅子で看護婦さんが迎えに来てくれていましたが
動けず、簡易トイレに座ったまま血圧や脈を測ったけど血圧は低く
脈は速い・・・って言うか冷や汗がすごくて、床は汗でボトボト
これはやばいと思って、その時は
「あ~私はここで死ぬんだ・・・」ってマジ思いました。
すんごく、苦しく辛かった

簡易トイレに座ったまま点滴開始・・・どれくらいたったやろう?
何とかしゃべれるようになり、簡易トイレからベットに移りました。
眠る事約3時間半・・・。ようやく動けるようになり、現場に戻りました。

でも、あんなに大好きだったミツバチが怖く車から降りれなかったし、
養蜂家さんにも休んでおけと言われたので養蜂家さんの家に戻り
蜂蜜の計量や洗濯をしました。

あんなにしんどかったのに、もう何ともなくなり同じ秋田の養蜂家さんが
あかしあの蜂蜜を分けてあげるって電話があったので
車で30分走ってもらって来ました。

今は明日の朝フェリーに乗るため大館市から秋田市へ2時間走り移動完了。

晩ご飯を食べ、禁止されていたビールも飲み、元気バリバリです

この先どうしようか?真剣に考えないといけませんね・・・

今はホテルで刺された所の腫れ、かゆみと戦っています
本当に養蜂家さんにご迷惑をかけた一日でした。
養蜂家さんも「こいつを殺してしまった・・・」って生きた心地がしなかった
みたいです。

あ~あ、ショックです

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新潟のあかしあ蜜(完結編)

2006年06月10日 23時36分05秒 | 2006年蜂労記
新潟に到着しましたが・・・
やっぱり、花がもう終わってました

大阪から走る事600km 

養蜂家さん曰く「咲いたと思ったら散った!」でした。
高い山にはまだ咲いてるんやろうけど、養蜂家さんもあきらめて移動の準備です。
予想はしていましたが、残念です。

一人車で 「悲しみ~本線・・・日本海ぃぃぃぃ~」
と歌いながら走りました

私は運転してる時、止まるのがイヤなんです。
とにかく走り続けたい性分です。ガソリンを入れる以外は止まりません。
止まったら死んでしまうマグロ状態です。
でも、困った事にトイレには行きたくなる・・・。
いっその事、手術などの後付ける「管」をしておきたいくらいです

とりあえず、先を急ぐ事にしました 明日は山形まで進もう
新潟市内へ120kmほど移動し、今夜はここでお泊り。
東横イン新潟駅前です。着いたのは夜9時前・・・あんまり疲れてません

とりあえず、お腹がすいたので夕食です。

         
          お決まりのラーメンです。
味の方は・・・ノーコメント

    ホテルに入ったらこんな新聞が・・・
    
    なんじゃ?これは??

明日の山形に期待します 毎年たくさん蜂蜜を頂いてる養蜂家さんなので
ちょっと安心していますが、今年はどうなることやら
このホテルからは約5時間で着く予定ですので、がんばって走ります

明日はみちのく一人旅でも歌いながら

ではお楽しみに
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あかしあの旅が始まります。

2006年06月08日 12時39分38秒 | 2006年蜂労記
いよいよ長期ロードへの出発です。
昨日長野県の養蜂家さんからお電話がありましたが、な!何と一昨日
豊科付近では氷が降ったらしいです
お陰で順調だったあかしあの花が叩きつけられかなり落ちたそうです・・・。
とっても残念がってました

自然ってわからないもんですね?

と言う事で、10日から20日まであかしあの旅に出発です。
石川~新潟~山形~青森~秋田と回ってきます

連絡によると、新潟方面はあまり良くなく、あかしあの房が短く流蜜も細い・・・
との事です。長野県は結構順調に進んでいるのに、お隣の県では不調など
気候に左右されて大変です。
私が行く日は東北の養蜂家さん曰く、「ドンピシャのタイミングだべ~」
らしいですが、心配は梅雨入りです

東北では「りんご」や「さくらんぼ」の蜜も仕入れてきます。

毎回この時期は本数にして200缶以上の蜂蜜を仕入れるので
「ラルちゃん」はお休みです。ホントは一緒に走りたいんですが
20缶くらいしか積めなく、ジャマくさいので「レンタ君」です。

         
           2005年6月17日東北のあかしあ蜜

去年はトラックで行きましたが 自分の荷物が積みにくく、雨の時嫌なので
キャラバンを借りました。
キャラバンは40缶くらいしか積めないので、何回か運送会社へ行って
送って行かなくてはなりません。去年は70缶積めるトラックで
2回分送りましたが、今年はどうなることやら・・・

たくさん採れていい写真がアップできるようにがんばりまっす

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九州のみかん その③

2006年06月01日 18時39分07秒 | 2006年蜂労記
やっと、その③まできました。
日が開きすぎて内容を忘れてしまいそうです。

今年は悪いとわかっていたが、これほど悪いとは思いませんでした。
採蜜を開始しましたが、2週間以上も置いていたのに2~3升です

        
         いつもに比べてハチの数も少ない・・・
    
 私もテンション低め       でもやっぱり楽しい
    

 
  私の仕事はしぼり終わった巣を元に戻す係りです。


長崎には4日間いましたが、採蜜したのは1日だけです。(3箇所)
それまでにすでに終わっていて、最後の1日にお手伝いしたわけです。
例年ならまだまだ採るんですが、養蜂家さんも今年はあきらめたようです。

         
      こんな感じでまだまだみかんの花はありましたが・・・

・・・と言う事で、去年に比べて5分の1の採蜜量の上、色・味共に
納得のいくものがありませんでした。

次の日は養蜂家さんと二人で、次の移動先 秋田県に向けての
準備のお手伝いとなりました。

 
 移動に備えて、巣箱をロープで縛ってます。


撮るものがなかったのでツーショット

てなわけで、長崎のみかん蜜の旅は悲しい結果になりました。

休憩時間に撮った花とミツバチの写真でお楽しみください。

 
   柿の花とミツバチ        クローバーの花とミツバチ


ミツバチアレルギーの結果が出ましたので、明日にでも報告します

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石川のあかしあ蜜 

2006年05月31日 17時17分18秒 | 2006年蜂労記
長崎のみかん蜜の続きを書こうと思いましたが、
29日(月)の夜7時に石川の養蜂家さんから突然お電話がありました。

その日は日ごろお世話になっている京都の蜂蜜屋さんへ行っており、
恒例の飲み会をする予定でした。

養蜂家さんが、「明日あかしあ搾るんやけど、人がおらんのじゃ!助けてくれ!」
半ば強制的に突然の採蜜・・・。

「ラルちゃん」が退院してきたばかりで、道具を積んでいなかったので慌てて
大阪へ逆戻り・・・京都の蜂蜜屋さんに事情を説明して
帰る事を伝えると「気を付けて~」って冷た!
私より、唐揚げ揚げてる火が心配やって・・・

少し寝て石川県に出発
朝3時半(夜中)に大阪を出発したんですが、運悪く、名神高速が
毎年恒例の吹田~春日井間リフレッシュ工事
ず~っと1車線で進みません。 着いたのは7時少し前でした。

で・メンバーを見てビックリ
いつもは、ハチをさわる人と、蜜ブタ切る人と、分離器の人がいるんだけど、
その人達全員がお休みだって・・・。
そこの養蜂家さんは72歳で、喘息がひどく3歩歩いたらぜーぜー
ちょっと動くと咳き込んで・・・何度も入院してるんだけど
ミツバチは手放さない ・・・嫌な予感・・・

もう一人、その養蜂家さんの蜂蜜を販売している蜂蜜ショップ&喫茶店のママ。
本日定休日のため、急遽お手伝い。

ヤバイヤバイ かなりヤバイ・・・。このメンバー??

案の定・・・壮絶な一日の始まりです
               
軽トラに巣箱と継ぎ箱積んで、分離器積んで、採蜜道具一式積んで・・・

蜂場についたら・・・24群
養蜂家さんがんばって蓋を開け、燻煙器(くんえんき)でミツバチに煙をかけたら
「ゲホゲホ・・・*●×△・・・」 喘息でた!

「こりゃ、アカン・・・頼むわ!」
頼むわって・・・ 
・・・しゃーない!今日は何発刺されるんやろ?

そら、この仕事に携わって7年だけどスーパー助手は出来るけど・・・。
            
             はじまっちゃった

養蜂家さんは現場監督状態で座ったまんま、「生きてる?」って聞いた
そこからハチをふるって・・・ブラシでハチを払って・・・箱に入れて・・・
分離機まで持って行って・・・蜜ブタ切って・・・分離機入れて・・・手回しの9枚・・・
終わった巣を戻して・・・って!全部私かい!
お手伝いのママさんは蜜がパンパンの巣を8枚重くて運べません・・・

~どれくらい経ったやろ?全部終わったのが1時でした・・・約4時間半か



でもすばらしいくらい、真っ白な蜜でした。
ちょっとまだ濁っているけどしばらくすると透明になるはずです。

そっから道具片付けて・・・ママさん25kgの一斗缶持てません・・・。
私は両手に持って軽トラに積んで・・・。

でもでも!お礼に今年は少ないあかしあの蜂蜜を11缶売ってくれるって

いつものごとく、倉庫を物色(私の得意技です)
20缶ほどのあかしあ蜜発見 トラックに積もうと思ったら・・・
計ってない!もう、腕も腰もパンパン・・・。

     
     自分が頂く物だから仕方ない・・・計量開始
     ママさんはストップ!って言う係り

刺されることなく無事終了・・・
はっきり言って、筋肉痛です。めっちゃしんどかった
夜の6時過ぎたし、寝不足&重労働で帰宅を断念。
近くのホテルでシャワー浴びて爆死・・・

久々に荷物一杯になったのでご機嫌のラルちゃんと仲良く帰って来ましたが、
帰りは何と5時間半かかりました朝5時に出たのに・・・。
リフレッシュ工事反対

 
店の前で、降ろすのも一苦労・・・

蜂蜜集めるのは大変だ~  の一日でした。
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九州のみかん蜜 その②

2006年05月28日 15時10分33秒 | 2006年蜂労記
さてさて、長崎に向かう事になった私は九州自動車道から長崎自動車道へ

「レンタ君」は相変わらずガソリンをガバガバ使用し、機嫌よく走ってます

この日は良いお天気で、車はエアコンを入れずには走れませんでした。
諫早インターで降り、山道を走る事40分、目的地のみかん農家さんの家です。
養蜂家さんは親子二代ここのみかん農家さんのお宅でみかんの採蜜の間だけ
生活を共にしています。
去年も私はお世話になったので、みかん農家さんとも仲良しの私は、
お土産のビールを渡しました。
食べる物は何でもあるので、ビールが一番喜ばれます

養蜂家さんと合流し、別の養蜂家さんを紹介されました。
ここまで不作だと、少しずつたくさんの養蜂家さんから集めないと
商売ができません で、サンプルの蜂蜜も見せていただきました。

が!価格での折り合いがつきませんでした

養蜂家さんという商売にはいくつかのスタイルがあるんです。

①蜂蜜をいっぱい採って、問屋や私のような蜂蜜屋に販売する事専門の人。
②蜂蜜をいっぱい採って、自分の店で販売する人。
③ミツバチをたくさん作って花粉交配蜂としてミツバチを販売したり
 農家さんへ貸し出す人。

現在では①も②も③も全部されてる人がほとんどですが、
今回紹介していただいた養蜂家さんは、②の人で自分の家で販売する事専門。

だから、自分のお店で売っているビンに入った蜂蜜の価格を蜂蜜の単位である
一斗缶にしたら・・・と言う計算でした。

例えるとしたら、喫茶店にコーヒー豆を買いに行き、1kg買いたいと言ったら、
一杯をお店で飲んだら400円だから、一杯分の豆が50gで1kgで20杯分。
だから400円×20杯分で8000円です。・・・と言われたようなことです。

それも商売です。別に養蜂家さんが悪いわけでも何でもないんですが、
それを買うと私は、同じコーヒーを一杯800円で売らないと交通費も
ビン代もキャップ代もラベル代も出ません
だから交渉不成立でした

でもお互い商売なので、交渉不成立でも「困ればいつでも言えばよか!」
と、九州の言葉で言っていただき、その後みんなで食事に行きました。

機嫌よく、盛り上がり何杯ビールを飲んだかは不明
起きたら朝でした

・・・と言う事で、いよいよみかん蜜の採蜜の朝ですが、今日はここまで

              
             いざ、出発




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九州のみかん蜜 その①

2006年05月27日 16時17分01秒 | 2006年蜂労記
久々にブログの更新です。
21日に大阪を出発し、今日27日戻って来ました

夕方のフェリーに乗り込みました。前回食堂が満員で悲しい思いをしたので、
今回はお弁当を買って乗ったら食堂ガラガラ
一人淋しく食べながらデッキに出てみると 
                      隣りのサンフラワーがきれいです

ビールで程よくいいアンバイになり、速攻寝ました

福岡では先日いただいたれんげ蜜の代金をお支払いし、
みかん蜜の採蜜状況を視察しました。

正直言って、近年稀にない大不作かも?です。

今までのお天気が悪すぎました
一番大事な時期に寒くて、雨で、風で・・・。色抜き採蜜ができませんでした。
もともと、みかんの蜂蜜は色がなく、きれいな蜜なんです。
みかんが入り出すと、養蜂家さんはそこで軽く1回搾って
巣の蜜を出してしまいます。でも、今年はその時期にお天気が悪く
ミツバチの餌すらない状態だったので、その作業すらできませんでした。

私が行った日はお天気が良くミツバチも活発でしたが
「時すでに遅し」だと思います。もうすぐ花も散り、梅雨入りです。

      
              
            みかんの花を訪れているミツバチ

もう少し採蜜は続きそうでしたので、採れたら送っていただく約束をし、
福岡を後にし、ダッシュで長崎へ向いました

つづく・・・。


あっ、そうそう・・・最近私が撮った花の写真、ミツバチの写真、採蜜風景など
全然知らないところで、使われています
別に私はプロのカメラマンでも何でもないから、マークとかつけませんし
みんなに見てもらえるとうれしいので、がんばって撮ってますが、
ご使用の際は一声かけて下さいね
この間なんか、ネット販売で蜂蜜を見ていたら・・・
「当社の契約養蜂家」って書いて私が撮った養蜂家さんが写ってた
「ありえね~~」っと、一人で笑いました。

よろしくお願いいたします

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九州へ行ってきます!

2006年05月21日 18時42分00秒 | 2006年蜂労記
本日20:00大阪南港発新門司行きのフェリーで
又もや九州へ行ってきます
もちろん「レンタ君」と一緒です。「ラルちゃん」はまだ入院中ですので
燃費の悪い車で我慢です。

今回は福岡~長崎の旅です。れんげ蜜をたくさん送っていただいたので、
その代金の支払いと、みかん蜜の採蜜です。
長崎は去年、バツグンな蜜が採れたので今年も期待してたんですが、
ど~やらお天気が悪くいい具合ではなさそうです

でもがんばって、お手伝いして来ます。戻りは27日です。
6泊7日のハードスュケジュールです。

PCを持って行きませんので、携帯からの更新か、戻ってからのお楽しみです。

ではばいばい
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岐阜のれんげ その④(事件です)

2006年05月17日 09時40分15秒 | 2006年蜂労記
そうなんです。刺されてしまったんです
私の不注意です・・・完璧な・・・。

ひどいミツバチアレルギーの私は養蜂家さんにご迷惑を掛けない様に
人より厳重な服装で防御しています。暑い日はまさに「サウナ状態」です。
だからほとんど採蜜中には刺されません。
でもいつも刺される時は仕事が終わり、現場から養蜂家さんの家に
戻って来て道具の掃除や採れた蜂蜜をトラックから降ろしたりしてる時

その時はミツバチがブンブン飛んでるわけではなく、作業道具にくっついて
一緒に帰って来たミツバチが数十匹うろちょろしてるんです。
それを安心して手袋も面布も付けず片付けてる時に左の中指に激痛

やられたぁぁぁぁぁ~

すぐ針を抜いて薬を飲んで・・・。養蜂家さんも心配そう・・・
私は慣れてるんですが、やっぱり心配・・・っと思ってたのもつかの間
かゆいwwwww
ものの1分で発症です。全身がかゆくなりジミー大西状態。
一番かゆいのが内ももと大切な所の「毛」これは掻くのがはずかしい
それと脇の下、頭とにかくかきむしりまくり。

そこからが問題なんですよね・・・私は。
刺されてアレルギーでかゆくなる人はたくさんいますが私は
訳のわからん所が腫れて来るんです。今回は左目の下と親指でした。

ちょっと恥ずかしいけどアップします。


ひどいでしょ?口もいがんじゃいました

これには養蜂家さんもビックリ
だって、刺された中指は何ともないのに、関係のない親指と顔が
みるみる腫れていくんですから・・・。

養蜂家さんのお母さんは私が「アレルギーなんで・・・」って言ってた時
「大げさな事言う子やなぁ~刺されるくらいで!」と思っておられたそうです。
でも、ひどいアレルギーの人はこうなるんだ・・・って養蜂を50年やってるけど
初めて見たそうです。いい記念を作ってあげました

かゆみは約1時間でおさまり、顔の腫れは5時間くらいで見れる顔になりました。

養蜂家さんに心配とご迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ないです


話は変わって、「ラルちゃん」が入院しているので代わりにパートナーになっている
「レンタ君」の紹介です。
ラルちゃんと違って、CDも聞けないしETCレーンも
通れません でも荷物はラルちゃんの倍積めます。

今年の岐阜のれんげは天候に恵まれず害虫に恵まれ、元気だったれんげの花は
見事に無くなりました。例年の3分の1の採蜜量だそうです。
そんな中、自分のお店で売るための大切なれんげ蜜2缶を頂きました。
ありがたいことです。いつものように採れていたらもっといただけたけど、
今年は2缶でも感謝です。本当にありがとうございました。


広~い荷台に寂しく乗っている貴重なれんげ蜜

さあ!来週は福岡~長崎へみかん蜜の旅です。この荷台満載の写真を
アップ出来るように、お天気とミツバチに祈ります

では本日は、この間の桜とれんげをいただきに丹波まで行って来ます


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岐阜のれんげ その③

2006年05月16日 16時42分18秒 | 2006年蜂労記
採蜜のお手伝いの2日目です。
筋肉痛もほどよく快適に目が覚めました。今日も良いお天気です

相変わらず、ベットリ付いた蜜ブタ

白くなっている部分が、蜜ロウでフタがされた貯蜜巣です。
この白い部分が多いほど、バツグンで濃厚な蜂蜜が採れます。

相変わらずノリノリの私  

蜜ブタがかかっている巣が多いほど、作業に時間がかかります。
初めはこの蜜ブタを包丁でめくるのが下手で、巣を傷めたりしてました。
今では養蜂家さんに何も注意されないから合格なんかな
          
うまくは言えないけど、蜜ブタと言うのはミツバチが集めて来る花蜜
(これはまだ蜂蜜になる前の段階で、ショ糖が40%前後で、60%が水分です。)
この花蜜を、ミツバチ達が羽を羽ばたかせ水分を飛ばし、
このショ糖を酵素でブドウ糖と果糖に分解して、水分が20%以下の蜂蜜にします。
その時のOKマークみたいなもんです。ミツバチが
「ここの白い所はしっかり濃縮された完璧な蜂蜜ですよー」っと言って
蜜ロウでふたをします。これが蜜ブタです。

外国産蜂蜜の色が濃く、粘りも強いと感じるのは
この水分を加熱によって濃縮されてるからなんですよ。


無事、れんげの採蜜を終え戻って来て道具などを片付けてる時に・・・
「事件」が起きました

その「事件」とは そうです・・・私はミツバチアレルギーです。
次回につづく

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岐阜のれんげ その②

2006年05月14日 23時25分06秒 | 2006年蜂労記
待ちに待った採蜜です。
予定通り6時に集合して、はりきってました(私だけ・・・)


こんな感じで絶好調

蜜ブタがしっかりしてあったので、私も活躍できました。


これを、遠心分離機でまわして・・・出てきた出てきた

 
すんばらしいれんげの蜂蜜です

私はいつもの通り、大はしゃぎ 

大切な蜂蜜をこぼさないように、缶に移します 

かわいいミツバチの写真も載せましょう。

てな感じで写真を一挙に出しましたが、糖度も80度ありナイスなれんげ蜜です。
飼い主に似て?おとなしいのか、私は刺されることなく、薬を飲む事もなく
無事に終わりました。

昼食をごちそうになって、午後からはミツバチを割りに行きました。
割る・・・と言うのは、順調に増えすぎた1つのミツバチの群れを2つに分けて
あげるんです。そうすることで、ミツバチが窮屈なく、産卵や貯蜜ができます。
新しくできたその群を違うところへ移動しました。

久しぶりに2段の巣箱を背中に担いだので、すんごい筋肉痛です。
私の活動は養蜂家さんの一年のほんの一瞬なので、若い体が悲鳴をあげています。
でも、今しか活躍出来ないので、老体にムチ打ってがんばります。
体力にはかなりの自信があったんですが、何とも今日はしんどかったです。
今からが本番なんで、しっかり体力作りしないとね

午後6時に無事終了し、ホテルに戻り、夕食を済ませてダラダラとしています。
今からお風呂に入ってゆっくり寝ます
ここのホテルは最上階に温泉があるので極楽です。
お楽しみのタイムですって、夕食の時たらふく
飲んだのに・・・

では今日はここまで



 

コメント (2)
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岐阜のれんげ その①

2006年05月13日 23時30分13秒 | 2006年蜂労記
今日は岐阜に来ています。と言っても大垣です。
長年暮らした岐阜市とは少し離れており、大阪寄りです。

昨日から風邪を引いてしまいました
いつもそうなんですが、忙しくなったりして自分に余裕がなくなると
必ず熱が出ます。

中島みゆきの興奮で知恵熱やろと思っていましたが、
夜には39度まで上ってしまい、ノックダウン
頓服を飲んで、パジャマの上に服を上下3枚ずつきて毛布の中にもぐりこみ
滝のような汗をだしてがんばりましたが、朝方又もや8度5分
もう一度頓服を飲んで、朝一番に病院に行きました。

病院に行って、「注射をうって下さい」と言うと先生が
「アンタは注射好きやね?」って・・・。なんか治った気がするもんね?

ほんで、抗生物質を一杯もらって帰って来ました。

食べ物に抗生物質が入ってたら、検査してひどい目に合うのに・・・。
蜂蜜だって、5年ほど前中国産の蜂蜜に抗生物質が入ってた事件で
規制が厳しくなって、私達小売業者は大変なのに、病院に行くと
「抗生物質出して下さいよ!」ってみんな言うでしょ?
なんか矛盾してません

・・・と言う事で無事熱も下がり、ホテルでくつろぎ中です。
明日は朝6時に養蜂家さんちに集合です。ここから30分くらいなんで余裕です。
しかし昨日、今日と寝すぎたので寝れるか心配です。

幸いにもこのホテルには何もなさそうです。
私はな~んか霊感が強いのか・・・地方では色々なことが起きます。
だから、なるべく新しいホテルにしか泊まりません。
ほとんどが安くて快適な東横インかスーパーホテルです。

東横インはつい最近話題になったけど、私にとってはこれほど快適なホテルは
ありません。すべてにおいて私の動きの中ではパーフェクトです。
過剰な接客もサービスも要りません。安くてきれいで快適!
コインランドリーも必ずあるので、長旅の時は作業着も洗えます。
朝食はどちらのホテルも無料でついてきますが、この仕事は朝が早いので
食べる事はほとんどありません・・・
今日はスーパーホテルをキャンセル待ちしていたんですがダメでした。
この週は岐阜の谷汲(たにぐみ)で男子のゴルフトーナメントがあるため
どこもかしこも全部満室
金曜日の夜には予選落ちした選手がたくさん出るのでキャンセルはあるだろう・・・
と思っていましたが、なかったみんながんばったんやな~って感じ。
で・もうひとつの大きなホテルはキャンセルがたくさん出たみたいでした。
予約の電話を入れたときは「申し訳ありません日曜日まで全館満室です」
とあっさり断られたのに、今日電話したらすんなり
こっちの高いホテルの方が予選落ち多かったんかな

と言う事で今日は寝ます。明日の採蜜を楽しみにして・・・


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