SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

別所の丸窓×2両 その2

2009-11-09 20:19:44 | 模型工作
今日も帰宅後ハンダ付け。

もう1両残っていた窓周りの手すりを取り付け。
ものの3分あれば出来るのでその次のステップへ。

主に屋根周りの部品取り付けです。

パンタ脇のランボード。
こんな感じに脚を折り曲げます。



屋根に取り付けて見るとこうなります。



さらにパンタ台を取り付けて・・・




今度は屋根中心に位置するランボード。






骸骨形のテールライト。
このパーツはロストワックスなので事前にキサゲで磨いておきます。


裏からたっぷりのハンダで固定します。
大分車両らしくなってきました。







さてここからが今日の鬼門。



このキット、おでこの部分のみホワイトメタル製です。
資料にはエポキシで接着しろと書いてありますが、折角の金属キット、やっぱりハンダで組みたい気持ちがあります。
でもホワイトメタルの融点は低く、ハンダ付けは難しいとされています。

考えたあげく・・・

一か八かやってみる!

事にしました。


ますは下準備。
おでこの裏側はハンダでもっこりしているのでヤスリでガリガリ。




右がガリガリした後です。


いよいよハンダ付け。
熱力学の知識を駆使して(大げさ・・・

こんな感じに部品を濡れた雑巾でくるながらハンダ付け。



写真は表ですが、裏からもハンダを十分に流しました。結果オーライ。
全然難しくありませんよ。


さてさて今度も大変な作業。
おでこの継ぎ目を消すためにハンダをこれまたもっこり付けたので、ヤスリで整形していきます。





金属用の目が粗い棒ヤスリから始まり、徐々に目を細かくしていき、最後はペーパーヤスリ。
しかし削りかすの量が・・・手も真っ黒です。

ヘッドライトは別パーツにするのでせよ!との指示なので(笑
一緒に削りとりました。別パーツにした方が、整形も楽です。


1両仕上げて今日は終了。
けっこう疲れるわ、この作業。


でもやっぱり金属キットはカッチとしてかっこいい!!!



実物は1928年、日車で製造後、途中形式変更をして1985年の引退まで上田の地で過ごしました。
驚いたのは、車体の歪みが放置されている今でも無いこと。
床下のトラス構造の効果が出ています。
昔は長く使うことを考えて、妥協せずに作ったのがよく分かります。
今、どこかの走るんですシリーズを81年間残したら、車体はベコベコになるでしょう。











































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