SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

別所の丸窓×2両

2009-11-08 22:02:35 | 模型工作
現在、別所温泉駅の端で保存なんだか放置なんだかよく分からない状態の2両。

まず実物の写真。1月に行ったとき撮りました。


もちろん作るのは右側の車両。
古き良き上田交通を知る車両です。

今となっては完全に東急の子会社となり、2本の7200系以外は平成生まれのインバーター音のする車両が、早くも第二の人生を歩んでいるちっとも面白くない路線です。
長野電鉄にはそれなりの車齢である8500系が送られていますが、列車密度も輸送人員も圧倒的に少ない上田電鉄に1000系とは・・・
流石天下の東急グループ。
グループ隅々まで手厚い運営をしていますな。
東京在住の身からすれば、まだまだ本家東急各線で1000系は走っているのですから、わざわざ上田くんだりで1000系を見なくても・・・
まぁ前パンなのがせめてもの救いです。

ココまで東急一色ならいっそのこと東急電鉄別所線にすりゃいいんでないの?

それに乗る度に思うのは、どう考えても回生ブレーキを生かせないVVVFインバーターは過剰スペックでは?
現に別所温泉からの長~い下り勾配は空気ブレーキで下山しているようで、臭いが素晴らしいですよね~。


西武が山岳路線である秩父線、池袋線末端部分で長年抵抗制御の車両しか入線させられなかったのも、回生ブレーキが使用できないからでした。
現在は回生ブレーキも使用できるように地上設備の方を整えましたけど、流石に上田でそれをやるのは費用対効果の面で不適でしょうね~。


やはり地方私鉄に向いているのは抵抗制御かと・・・(個人的趣味もかなり反映 笑


さて本題。

まずはブツを




教科書はこの本です。RMMの付録。そのものズバリの内容です。




どぉ~でもいいことですが・・・



車体をくるんでいたビニールの大きさが違っていました。


まずは前面骨組みのハンダ付け。
ハンダ付けのあとヤスリで綺麗にします。

ちなみに愛用しているのはダイヤモンドヤスリ。
もう5年以上使っていますが、切れ味がなかなか衰えません。




続いて・・・


なに・・・
タップを立てろ???
1.4Mのタップなんてあったっけ~~~?

って思って捜索する事2分。



ちゃんとあったところが俺様らしい(笑
工具が好きで時々変なモノも買うのですが、こんな時役立ちます。


無事にタップも切れ、続くは前面です。



実物は前後でディテールがちょっと違うのですが、特に作り分けはされて居ない様子。
ボディーにつけます。



なぜかココだけ合いがすこぶる悪いですね~。
金属キットなんてこんなもんか?

実物も若干ですがガタガタなので、妙にリアルと言えばリアルなのですが。


車体があらかた組めたら、窓の手すり?と雨樋です。



見れば見るほど、捨てる部分が多いのが気になります。

部品面積の何倍が廃棄分なのでしょう?
まさに
「もったいない」
です。



1両組めたところで今日は終了。

手軽・・・と言うかGMのキットちゃんと組める人なら1両1時間で組み終わりそうです。塗装も含めると日曜一日で完成するのではないでしょうか?

途中で机の明かりを電球から今話題の蛍光灯に変えたら、見事にホワイトバランスが・・・
これでも一応オートなんですけど・・・て考えてみれば、真鍮の反射した色から正しい色温度を見つけろって言う方が無理ですね。

グレースケールでマニュアル設定し直さないと・・・



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