
4/13(日)、ギャラリーみつけ「猪股香織展」、最終日に見に行ってきました。

色とりどりに塗られた紙が重なり合って壁に貼られた大きな作品は、どの色も鮮やかで、まるでお互いを引き立て合っているようでした。

白い紙袋に絵具で描いた作品もあり、身近な材料から芸術を作り出している身近さを感じました。



言葉の書かれた紙も壁に貼られ、読んでみると、この世界の現実とも自分自身とも向き合う創作者の気持ちが伝わるようでした。

言葉と一緒に風景や自然の写真も貼られ、全体的に日記のような印象でした。

猪股さんがこれまで読んできた本も展示され、自身のこれまでを表現したのかもしれないと思いました。
作品の横には「国語」「理科」「図工」などの言葉が貼られ、これまでの学びを発表したのかもしれないと思いました。
猪股さんのことは、12月に楓画廊で初めて見たのですが、その時も色とりどりの絵画と言葉の書かれた紙の展示から、様々な現実と向き合い、自分自身とも向き合って、試行錯誤をしながら創作している誠実さが伝わってきて、こういう作家の人が新潟にもちゃんといるのかととても感動したのでした。
なので、今回は在廊している時に行きたいと思ったのですが、タイミングが合う日が最終日だけになってしまいました。
猪股さんの色々な経験談を聞くことができたし、僕も自分が創作をしていることを伝えられて良かったです。
あと、劇団カタコンベの熊倉さんと同級生だったらしくて、学生時代に演劇を観に行ったという話を聞いて、僕も10年くらい前に演劇をやっていた話もしました。
そして僕が、猪股さんの展示室を出て、隣の猪爪彦一さんの展示室に移動し、そこから出てきたところで、なんと猪股さんがやってきて話しかけてくれたではないか。
それが猪股さんが応援してくれたみたいで嬉しかったです!猪爪さんのことも応援してますよ!