
3/28(金)、ギャラリーみつけ「刈田恵美子 織と夢の世界展」を見に行ってきました。










染色した糸を織り上げて描くという手法による大きな絵画が並ぶ様子は圧巻。
色とりどりの糸の組み合わせで、真っ赤な夕焼けや巨大な雪山、マンハッタンのビル群や、草鞋や蓑など昔の農具などを大胆に描く。
この世界の美しさに全力で向き合う芸術を感じました。
しかも刈田恵美子さんは、戦前に柏崎生まれて、40代で見附で初めて織物に挑戦したらあまりに面白くて、運転免許を取得して見附に通って織物を習い、ついには自宅に織機を持ち込んで創作を始めてしまった方らしく、芸術に年齢は関係ない!大切なのは挑戦する心!とすごく元気がもらえました。
ちなみに刈田恵美子さん、今では夫の介護が忙しいので創作はしていないが、もう一度展示がしたくて今回の個展が実現したという。
人間どんな生き方をしていても芸術を始められるし、忙しかったら休んでもいいし、日常生活の中で自由に芸術と生きていくことが大切だなあと実感しました。