とある高校に転校した僕。
転校初日、初対面の僕に親しげに話しかけてくるクラスメイトの男がいた。
放課後、彼に呼び出された僕は、一目惚れをしたと言われる。
同性から告白されることなど初めてだった僕は、戸惑いを隠せない。
僕がその場を立ち去ろうとすると、彼は僕の腕をつかんだ。
その手を見た僕は、更に驚くこととなった。
彼の手は、どの指も第一関節より先が無かったのだ。
驚愕のあまり言葉を失った僕は、逃げるようにその場を立ち去った。
教室に逃げ込み、そこにいた女子に今まで見たことを打ち明ける。
すると、噂話の好きな女子たちが教えてくれた。
彼は生まれつき男性しか愛せず、男子に一目惚れしては告白し、ことごとく失恋しているのだという。
そして彼は、一つ失恋する度に、自分の指の第一関節を切断しているのだそうだ。
僕は恐ろしくなった。
つい先ほど彼を振ってしまった僕は、また彼に自分の指を一本切断させてしまったのだ。
もうこれ以上、彼に指を切断させてはならない。
そう思った僕は、彼と付き合うことを決意する。
彼と偽りの恋愛を重ねる僕。
しかし、いつしか嘘はばれ、僕は教室に彼を呼び出し、別れを告げてしまった。
すると、彼は初めて人と付き合えた喜びからのショックで、発作的に自分の指を切り落としてしまう。
なんて自分は残酷なことをしてしまったのだと後悔した僕は、自ら死を選ぶことにした。
僕が窓から飛び降りようとした瞬間、そこに一人の男が飛び込んでくる。
その男は、本当はずっと彼のことが好きだったのだが、彼が僕と付き合い始めたので言い出せなかったのだと言う。
そして指から血を流したまま泣いている彼を、その男は思い切り抱き締めた。
初めて人から好きだと言われ、戸惑いをかくせずにいた彼も、やがて血にまみれた手を、男の背中に回した。
僕は最初から必要なかったのだ。
窓から飛び降りる直前に僕が振り返ると、彼の両手の切断された第一関節から指が伸びていくのが見えた。
どうやら、これで彼はもう人から愛されずに傷つくことはない。
僕は安堵し、窓の外側へと落下していった。
という夢を、一昨日見ました。
話は変わって、幼い子供だった頃の僕は、よく弟と二人で遊んでいました。
ある日、祖父母の家の二階で遊んでいた僕と弟は、ヒーローごっこをすることにしました。
せっかくだからヒーローの衣装を着ようと言い出す僕と弟。
祖父母の家の二階は部屋が多く、僕と弟は部屋という部屋の箪笥やら押し入れやらを開け、あらゆる服を引っ張り出しました。
その服の山の中から、赤と青のジャージを発見した僕と弟は、これをヒーローの衣装にすることにしました。
よし、ヒーロー出動だ!最初の任務は何だ!?
最初の任務は・・・まずはこの服を片付けることだな。
ってどっひゃあー!!
という夢を、昨日見ました。
転校初日、初対面の僕に親しげに話しかけてくるクラスメイトの男がいた。
放課後、彼に呼び出された僕は、一目惚れをしたと言われる。
同性から告白されることなど初めてだった僕は、戸惑いを隠せない。
僕がその場を立ち去ろうとすると、彼は僕の腕をつかんだ。
その手を見た僕は、更に驚くこととなった。
彼の手は、どの指も第一関節より先が無かったのだ。
驚愕のあまり言葉を失った僕は、逃げるようにその場を立ち去った。
教室に逃げ込み、そこにいた女子に今まで見たことを打ち明ける。
すると、噂話の好きな女子たちが教えてくれた。
彼は生まれつき男性しか愛せず、男子に一目惚れしては告白し、ことごとく失恋しているのだという。
そして彼は、一つ失恋する度に、自分の指の第一関節を切断しているのだそうだ。
僕は恐ろしくなった。
つい先ほど彼を振ってしまった僕は、また彼に自分の指を一本切断させてしまったのだ。
もうこれ以上、彼に指を切断させてはならない。
そう思った僕は、彼と付き合うことを決意する。
彼と偽りの恋愛を重ねる僕。
しかし、いつしか嘘はばれ、僕は教室に彼を呼び出し、別れを告げてしまった。
すると、彼は初めて人と付き合えた喜びからのショックで、発作的に自分の指を切り落としてしまう。
なんて自分は残酷なことをしてしまったのだと後悔した僕は、自ら死を選ぶことにした。
僕が窓から飛び降りようとした瞬間、そこに一人の男が飛び込んでくる。
その男は、本当はずっと彼のことが好きだったのだが、彼が僕と付き合い始めたので言い出せなかったのだと言う。
そして指から血を流したまま泣いている彼を、その男は思い切り抱き締めた。
初めて人から好きだと言われ、戸惑いをかくせずにいた彼も、やがて血にまみれた手を、男の背中に回した。
僕は最初から必要なかったのだ。
窓から飛び降りる直前に僕が振り返ると、彼の両手の切断された第一関節から指が伸びていくのが見えた。
どうやら、これで彼はもう人から愛されずに傷つくことはない。
僕は安堵し、窓の外側へと落下していった。
という夢を、一昨日見ました。
話は変わって、幼い子供だった頃の僕は、よく弟と二人で遊んでいました。
ある日、祖父母の家の二階で遊んでいた僕と弟は、ヒーローごっこをすることにしました。
せっかくだからヒーローの衣装を着ようと言い出す僕と弟。
祖父母の家の二階は部屋が多く、僕と弟は部屋という部屋の箪笥やら押し入れやらを開け、あらゆる服を引っ張り出しました。
その服の山の中から、赤と青のジャージを発見した僕と弟は、これをヒーローの衣装にすることにしました。
よし、ヒーロー出動だ!最初の任務は何だ!?
最初の任務は・・・まずはこの服を片付けることだな。
ってどっひゃあー!!
という夢を、昨日見ました。
しかし今回の夢はまさかの男たちの愛、、
つまりボーイズラヴ、、、、ですね!!!
やっぱりちひろさんは根っからそっちの気があると見た!!!
夢までが面白いです^^
さすがちひろさん!!
そしてタモリさんにあのBGMwバックに、
「人は誰でも夢を見ます。そして誰もが夢の中では奇妙な世界の扉を開いているのです。そして今回の主人公は…」
とか言ってもらいたいですね~。
>乙さん
この夢の中で俺は、クラスメイトの女子の一人と浮気しているというサイドストーリーもあったんですよ。
という事は、そっちの気と言うより寧ろ両刀?
>aki_candyさん
基本的に夢はほぼ毎晩のように見るんですけど、文章に出来るほどの夢を二夜連続で見たのは珍しいです。
いずれ「チヒロの夢十夜」として書籍化したいです。