舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

古町・佐渡 湊七夕まつり、見に行ってきました!

2024-07-07 19:38:39 | Weblog


















7/7(日)、今年も七夕の日は、古町の七夕まつりへ。
7番町のアーケードの天井から、今年も色とりどりの大きな七夕飾りが並ぶ。

これは仙台の七夕まつりで使われている「くす玉吹き流し」というもので、2005年から毎年借りているとのこと。
(ちなみに、仙台の七夕まつりは旧暦に合わせて8月に開催するということ。

風が吹くとひらひら揺れて、見ているだけで楽しい。
これからも毎年やってほしいし、毎年見に行きたいです。







古町の七夕まつりでは、短冊に願い事をかけるようになっていました。
たくさんの短冊が並び、賑わっていました!





僕は「誰も戦争や暴力で傷つけられない平和な世界になりますように」という、めちゃくちゃ本気の大真面目な願い事を書いてきました!
横の「笑顔がいっぱいの人達で世界中があふれますように」といい感じに呼応してますね!(あと、荘次郎と結婚できますように!)





せっかくなので面白かった短冊を紹介していこうと思うのですが、「みんながじこにあいませんように」は素晴らしいと思うのですが、その横の「みどりはわたる あかとまれ」がツボ…
まるで交通標語!交通安全を訴えたいのだろうか…しかも黄色い短冊というあたりも芸が細かい。





それから、「夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろせますように」って、この人はaikoなのだろうか…
その横の「りくが5限までに学校に戻ってきますように」もどういう状況なのか気になる…





そしてこちら、なんとRYUTistの3人からの願い事!
ちょっと隠れていますが「みんなの記憶に一生残す!!でもやらかさないゾ!!RYUTistみく」「RYUTist13周年ライブ大成功!!!ともちぃ」「13周年ライブ!!わっしょいわいい大成功 RYUTistむう」と書かれています。

流石は古町のアイドル!
古町を楽しむ人達がたくさんいて、あらためていい商店街だなあと思いました。













古町7番町では、7/5(金)~7(日)に、古町・佐渡 湊七夕まつりを開催。
7/7(日)、七夕当日の最終日には、佐渡からやってきた伝統芸能集団 越佐の皆さんによる鬼太鼓が!

前半は子供たちによる鬼太鼓。
ポーズを決めたり太鼓を叩いたり、ステージを下りて観客の前に出て来たり、めちゃくちゃ面白いしカッコいい!











後半はもっとベテランと思われる方による鬼太鼓。
とにかく体の動きのキレと迫力が凄い!

ポーズを決めても太鼓を叩いてもめちゃくちゃ決まる!
しかもステージを下りて観客サービスもかなり時間をかけてやってくれるし、本当に楽しかった!





そんなわけで、佐渡の伝統芸能集団 越佐の皆さん、お疲れ様でした!





終了後に鬼に囲まれて記念撮影もさせてもらえて超楽しかった!



子供の頃、鬼太鼓をする人に憧れていた自分を思い出しました。
ああ、今からでもやれないかな…







古町・佐渡 湊七夕まつり、最後は古町芸妓さんが登場!
ステージの上にござを敷いてお座敷を再現!





新潟と佐渡にちなんで、まずは「四季の新潟」、











続いて佐渡おけさと新潟おけさを合わせた「おけさ尽くし」、







そして「新潟小唄」を披露していました。
最後に解説もあったのですが、例えば「新潟小唄」は北原白秋の作詞で、新潟はロシアとの貿易が盛んだったことから歌詞にロシア語が疲れているそうです。





さらに古町芸妓の文化の解説もあり、新人は「振袖さん」と呼ばれ、6~7年経つと「留袖さん」と着物も変わり、さらに先輩になると「お姐さん」として白塗りをせず唄うとのこと。
今回だと、白塗りで黄色い振袖と赤い振袖の方が「振袖さん」、白塗りで白い留袖の方と青い留袖で三味線の方が「留袖さん」、白塗りをせず白い留袖で唄っていた方が「お姐さん」。

振袖さんのかつらは「桃割れ」、留袖さんは「島田結い」、さらにお姐さんはかつらはかぶらないし白塗りもしない、などなど、普段なかなか触れることのない古町芸妓の文化を学べる充実の内容!
新潟の伝統文化である古町芸妓、なかなかお座敷で見られる機会なんてないから、本当に貴重な体験でした!





こんな感じで最近は、白根大凧合戦、白山神社の茅の輪くぐり、風鈴まつり、蓮まつり、蒲原神社の蒲原まつり、お化け屋敷、大黒舞奉納、古町・佐渡 湊七夕まつりの鬼太鼓、古町芸妓みたいな、地元新潟の歴史を感じる土着的な伝統文化やお祭りを楽しんでいます。
ちょっと前まではアイドルとかサブカルチャーが好きでしたが、最近はこういう伝統文化が好きで、よく考えたら子供の頃から昔話や妖怪が好きだったので、原点に戻ったのかもしれません。

なんというか、昔誰かが作ったり始めたりした伝統芸能や伝統行事が、今でも人々に愛されていることに最近とても感動します。
ほんのここ何十年でインターネットやSNSなんかが生まれたよりずっとずっと前から、人は音楽や文学や芸術などを通して昔の人や遠くの人と時空を超えて繋がっていたんだなという、こういう素晴らしい文化にたくさん触れて豊かな人間になりたいです。
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