ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

こんな映画を見て来ましたっANOTHER

2020-03-01 10:13:24 | 映画
鑑賞作品:「風の電話」

(ネタバレ防止フィルター稼働中)


物語の元となったうちの一冊、絵本「かぜのでんわ」


(切り口と画像が違うレビューは「風の電話」をCALL!)



なんだろう、オレの直感が「コレを見ろ」と呼んだので劇場に足を運んだ。


大きな喪失感に囚われてさ迷う主人公ハルにモトーラ世理奈。多分全くの初見だが、何故か安藤サクラ(「かぞくのくに」「色即ぜねれいしょん」「罪とか罰とか」「風の外側」)を連想した。
感情が溢れ出た瞬間に表情がガラリと変わる。

脇を固めるは自身にも何かしらの陰を纏わせる西島秀俊(「ストロベリーナイト」「ゼロの焦点」「真木栗ノ穴」「休暇」「CASSHERN」)、
その父(?)で、ハルとは違う視点で「街」を語る西田敏行(「探偵はBARにいる」「ザ・マジックアワー」「相棒 劇場版 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」「陰日向に咲く」)。

不器用だがやはり自らの反省を込めてハルに接する三浦友和(「ストロベリーナイト」「食堂かたつむり」「空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-」「陰日向に咲く」)。

東日本大震災で父母弟を亡くしたハルを懸命に見守る伯母に渡辺真起子(「37セカンズ」「ヒミズ」「無花果の顔」)。

ほかに占部房子(「信さん・炭坑町のセレナーデ」「しゃべれども しゃべれども」)、池津祥子(「少年メリケンサック」「魍魎の匣」「フラガール」)、篠原篤(「+1<プラスワン> vol.4」内の一作「ゼンタイ」)…。

何度も泣かされた。
モトーラ世理奈の「セリフ」でも「表情」でもない独特の表現が見事にハマる。

やはりオレの直感は正しかった。

今年一発目の「☆×5ッ」!

「鑑賞評価:☆☆☆☆☆」


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