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黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

魏志倭人伝に出てくる不弥国を知ってますか?

2019年01月14日 | バイク
成人の日だって?今日は1月14日。
ってこの陽気はなんだ。天気も最高の九州福岡。
昼下がり、おいしいコーヒーを出す店でも見つけようと、バイクでトコトコ走り出した。
空港抜けて、大野城。宇美町の住宅地に迷い込む。う〜ん…太宰府にでも抜けるかな………
と、その向こう、住宅街のそのまた向こうに巨大前方後円墳が目に飛び込む。

「なんじゃありゃあ!」


見事な前方後円墳。
「デカくないか?!」
とにかく行かねばならない。行かねばならんのです。
住宅地の屋根を遥かに超えてそびえ立つピラミッドのような古代の墳墓。
曲がりくねる路地の辿りあったのは、「光正寺古墳」という弥生時代から古墳時代になる頃の福岡最大級の古墳だった。


「こんな凄い遺跡なんで今まで知らんかったんやろう」
確かに「大通り」からは家が邪魔して、これは気付かない。住宅街に入り込まなきゃ見つけられない。看板すらない(たぶん)



宇美町は「魏志倭人伝」に出てくる「不弥国(ふみこく)」ではなかろうか、と言う学者もいますね(ふみ、だから、うみ、だって)。

小学校の時から「邪馬台国はどこだ!!」に取り憑かれるように本を読みまくった私としては、「うーん…それはちょっと…」とうなずけないところもあるのですが、全長54m、高さも46mもあるこの古墳を見ていると「古代ここには、かなりの規模の王国があった」、ってのは間違いようもない事実です。


まいったね。バイクじゃなかったら絶対にたどり着いてない。

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