黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

吉里吉里人

2019年07月18日 | バイク

北海道 羽幌(はぼろ)町に「吉里吉里(きりきり)」という民宿&カフェって店があって、僕は32年前にツーリング中立ち寄った。
「立ち寄った」と言ったのは、「閉まっていた(店休日)」のだ。北海道まで行ってのこの偶然休みはツラい。最後の写真は北海道の吉里吉里です(GoogleMAPより)。

僕んちの近所にもう10何年も前から気になってる店がある。いや正確に言うと看板がある。いや「看板しかない」のだ。

今の家に越してきた時から10数年前、この看板だけを目にしズッと探してるのだが、一向にその店舗がない。
入り組んだ高架下に看板はあって、古いちゃ古いが、店舗が仮に無くなったとしても、今もまだ看板がズーッとあるのは何なんだ。
「吉里吉里駐車場」としか書いてない。
「何の店だ?飲食店か多分そうだろうが、キリキリ……床屋さんかもしれない」
北海道の友達さんが自身のフェイスブックにこの羽幌の吉里吉里を載せていたので、「ちょっくら福岡の吉里吉里に行ってみるべが」と探索に行った。
ない。
ないぞ。やっぱりない。


入り組んでいるからチマチマ走り停まりを繰り返し、あら一方通行、裏路地グルっと回って……なんてやってたら、別の看板は見つけた。
「ランチ、マンガ吉里吉里」そして矢印。

そこは通りました、路地も入り込みました。
ない。ないのだ。あろう事か日が暮れてきた。
あきらめましょう。
ランチということは判明したが……店舗閉店したのなら案内看板はずしましょう。
僕は北海道も九州も、「吉里吉里」にたどり着けない。

こういうのを「きりきり舞い」という。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿