この道は何だろう。バイクでいけるのか……

と思ったらここに出た。


「車両通行止め」等、ないも書いてなかったので、来てしまった。
参拝のお客さん的には
「なんて反社会的なことしてるの?」と思われたろう。

そそくさと立ち去り、アスファルトだったとこまで戻る。

「ここなら大丈夫(のはずだ)」
歩いて散策。
天開稲荷の御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、スサノオの御子神と記されていて、
人々の生命の根源である食べ物、とくに稲の生長を守護する神様です。
名前の由来の通り、天に開かれたお社ですが僕はバイクで山のさらに上から迷い込んだ。
五穀豊穣・商工業の発展、また人々に開運と幸福をもたらす神として広く信仰されています。


つまりパワースポット。

奥の院ってのがさらに奥にある。

おや、ほら穴?


あ、これは古墳跡だ。
完全なる「暮石室跡」ですね。
古墳時代の墓と、現代人はシンクロしてない。
ここ天開稲荷は鎌倉時代の建立となってるが、もう鎌倉時代からこの辺の人は
「ここはなんだろう。わかんないや」
「けどなんかアリガタそう」
「神様の降りてくるとこじゃねぇ?」
「んじゃ、ここはひとつ、祀っとこう」
という具合に、風雪により剥き出しになった墳墓跡を、神のおわす場所として祀ってしまう………全国にこういう御神体ありますね。

…に、しても、約千年、あまねく崇敬の念を人々から集めた神聖な場所であることは変わりない。
「天に道が開け運気がドンドン上昇する」と伝わるアリガタいお稲荷さんなのです。

「バイクで程近くまで、入り込んでごめんなさい。トコトコ来たつもりですが騒がしかったでしょう」
いつもより多めに四五円を賽銭箱に投げ入れました。
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