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黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

Kawasaki スーパーシェルパ 250は手足、体の延長です。あなた背中かけますか?

2019年02月16日 | バイク


シェルパで林道に行く。





Kawasakiスーパーシェルパは、250ccにしては小さくて、とても扱いやすい。



森に浸るのもイイ♬



色々探してたら、イイ感じの林道発見!

「ウヒョヒョ」と何の躊躇もなく、チョッとした寄り道のつもりで入って行った……
「下って来たね……まあシェルパ軽いし足つき性いいし、こう言うとこ無敵だね」
道が細くなる。
行き止まりはミカン畑。
「残念。戻るか」
戻れない😆😆
下草と落ち葉の腐葉土が、今世紀最大のツルツルで、各 段々畑の、段差を登るための加速が出来ない!!その場でタイヤ空転だー!!


「アリ地獄」を想像して下さい。




段差を登る時、タイヤを前に押し進める最低限の距離がいる。そこが空転。ヨロヨロ登ってみるが坂の途中も空転。エンジン止まる。を繰り返す。



たった1人。
1時間半。

いろんな過去の知恵を振り絞り、脱出しました。
汗だくだく💦2回転倒💦


あー面白い。

「それのどこが面白い?」
と、問われたことがある。
「汗かいて、体力使って、泥だらけになって、おまけにバイク壊れるかもしれん……何がそこまでさせる」

「やってみないとわからないよ」

と言うのはシャクだから、なんとか言葉で伝えようとする。
が……何度 問われても、ウマい言葉が出てこない………

「目の前の障害をクリアする達成感だ」なんて、そんなもんじゃないんですなぁ……(*´-`)

面白いもんは面白い!!

それしか言えない、1日でした(๑˃̵ᴗ˂̵)/

アカシアのこぼれる花の木の下に、バイクに乗るオジさんが立っている。

2019年02月14日 | バイク


ずいぶん昔 住んでた近くにミモザの花が春先満開になる街路に喫茶店があって、その窓からこぼれ落ちるように咲くその花を見ていた。



犬は風景を見ないという。犬は大好きな飼い主や目の前のご飯とか、直接自分を取り巻く空間処理しかしない。

じゃあ、人は風景を見ているのか。



3度目の引っ越しをした頃、この坂道を通って仕事場に6年通っていた。その時は全く気付かなかった……何故だろう。
今年。今、それから10年の歳月を経て、やっとこの花が目に映りこんできた。

20代の自分に出会えたことになる。

何でもない山の中にただ風が吹いていた……

2019年02月08日 | バイク

冬枯れの日本は素敵。


走る走る♬


宮地嶽神社がありました(宇美町なのに)

なんかイイ感じ♬

マユミの花額が綺麗☆


枯れてる枯れてる♬

落ち葉の道

これは数年車も人も通ってないぞ

行き止まりか……

九州、特に北部福岡の林道は、「どこか他の土地」に抜けられる林道が少ない。
切り立つ山が多いからだ。


んんん……?
なんかある。

「世界の珈琲豆」?
「ミネルヴァ山荘」?
ミネルヴァといえばギリシャ神話の知恵の神。
「喫茶店?こんな山の中に?!」
行ってみる。

なんだ??

なんか怖い。山のまた山の中にこの怪しい光。
立ち去ろう。(あとで調べたら、コーヒー豆も焙煎所でした)


うーん

陽も暮れて来た。帰ろう……

ただ目的もなく、山をうろつく。
別にブッ飛ばさない。
ただトコトコ道をつなぐ。
これがすこぶる面白い♬
なんの生産性もないけど面白い♬


よい一日でした(๑˃̵ᴗ˂̵)/

レッドブル フリースタイル モトクロス。それはまるで、鉄のウサギが青い滝壺に飛び込んでいるみたいでした。 Had a good day!!

2019年02月05日 | バイク


バイクって飛べるんです。




飛んだ 飛んだ!


揚力をもちいない乗り物で、1番高く飛べるのは……バイクです。

真横になったり












なんと、キャット空中1 回転、も やっちゃいますね(๑˃̵ᴗ˂̵)

これはイオンモール筑紫野の駐車場特設会場で行われた「フリースタイル モトクロス(略してFMX)」と言って世界中で行われている競技イベントですね。
フリースタイル、って言葉にピンと来ない御貴兄ならば「スタント」と言ったらわかりやすいかしら。
スタントマン、っていう人たちは映画やドラマのアクションシーンで主人公の代役で危険なことをする人たちですよね。
ご年配の方ならば「イーベルクニーベル」ってアメリカ人で、バイクジャンプで「トラック何台越えるか?!」なんて、「命知らずのスタント野郎」って呼ばれてライダー……覚えてないですか?

今どきは、スノーボードやサーフィンのようにバイクも「若者たちが派手な衣装を着てバンバンジャンプする」ってのが「クール(カッコいいの意)」なんです(๑˃̵ᴗ˂̵)


エナジードリンクの「レッドブル」も主催で、綺麗なお姉さんが、缶ドリンクを会場のお客さんにタダで振る舞ってた♬



バイクのみならず、会場全体の空気が宙に浮き上がる。




レッドブルって飲み物、今「モンスターエナジー」という缶ドリンクと共に世界のスポーツ選手のスポンサーをかって出て、「コカコーラの売り上げを脅かしてる」メーカーです。
配ってるお姉さんは僕に二本(ノーマルとノンカロリー)くれようとしましたが、特に喉乾いてないので断りました。
喉がカラっからだったらもらっていたかもしれません。

このドリンクサービスは、言わば「試供品」として お試しください。という宣伝効果を狙ってる側面もあるでしょうね。
中には「お!ただ?じゃ10本くれい」などという貧困なる精神の方もいらっしゃるでしょうが、モータースポーツを愛するバイク乗りはそんなことはほぼしないでしょう、し、僕もその発想はありません。
レッドブル側のドリンクメーカーとして、モータースポーツやXゲーム、格闘技等、「いろいろ頑張ってる若者たち」を応援しよう。という姿勢は頭が下がる思いです。
目先の利益を追いかけず、いずれ還元される、と言う人々の心を信じるスポンサー体制って素敵だと思います。
こういう入場無料な上に振る舞い缶ドリンク。おまけに会場設置、賃借料、プロ選手のギャラに至るまで、「全て」レッドブルが賄っている。
その根底にこの「頑張ってる人を応援したいんだ〜!」という心意気が突き刺さるように見て取れる。
「大メーカーはこうでなくっちゃね」なんて、無責任に善良な(善良か?!)お客の私は、思うのです。



ここ九州より、本州 関西 関東の方がこの催し、結構やってるんで、皆さんも見かけたり情報キャッチしたらぜひ観に行ってみてください♬(^-^)/

それはまるで、鉄のウサギが青い滝壺に飛び込んでいるみたいに、観る者を釘付けにします☆☆⭐︎

ビッグシングル。DR600ダカールのスクリーン作りは楽し♬★

2019年02月01日 | バイク

スクリーンが短いな。ってことで。



こう言うのをホームセンターで買ってきて。



カットして。



穴開けて。



整えて。

お湯で曲げて



こう曲げて、冷水に着ける。



んで……



取り付ける。

使用前
使用後♬


ウヒョヒョヒョ(´∀`*)
(料理作ってる感じ♬)



しめて千円くらい♬♬

lets D I Y✨✨Do it yourself o(^▽^)o


雨に唄えば

2019年01月28日 | バイク



雨はとにかく嫌いです。

バイクで雨。

「あぁ、今日は雨だけど、たまに雨の中走るのも悪くないなぁ……」

……………なんでことは「まったくない!!」

断じてない。

極論を言うと

「空を見上げるためにバイクに乗っている」

の、だから。

バイクショップ オクムラとは何か。

2019年01月26日 | バイク

野暮用でバイクショップ オクムラに行く。



野暮の1人が帰っていく。また会いましょう(^^)/



店主 奥村氏はCB400Fに夢中だ。仕事の合間に自分の愛車をコツコツと仕上げて、行くたびに「ここを直しました。これを取り付けました。今度またツーリングに誘ってください。今度久留米の丸星ラーメン食いにこれで行くんです」と、キラキラ笑顔で言ってくる。


ともすれば「バイク屋」になりがちなバイク屋の人が多い中、彼は充分に「バイク乗り」であり続ける。

「バイク屋がバイク屋で何が悪い。っていうか普通じゃない?」
と思われる方もいるでしょうが、もちろんバイク屋さん、技術屋として職人の仕事をこなし、個人経営であるなら、ちゃんとソロバンもはじき、「より良いバイクの世界」の幅を広げていってる、って素晴らしいことです。

しかし、仕事に没頭し過ぎて、「冬の透き通るような寒さの朝、フッとあの丘に咲いていた寒椿の花が見たくなった…」みたいな「バイク乗りとしてのフットワークやナルシズム」を忘れてしまったバイク屋さんを僕はイッパイ知っている。

バイクが好きで始めた商売、なのにだ。

そんな「バイク乗りがやっているバイク屋さん」を見てると、やっぱり嬉しくなるものです♬




福岡郊外の谷あいの町 篠栗で、「町のバイク屋さん」としての近所の新聞配達のカブとか、ナナハンを元気に乗り回す田舎の爺ちゃんライダーの面倒もしっかり見ながら、若き情熱でオートバイの良さを、世間とか社会ってとこに、ジックリ広めてくださいな( ´∀`)/

魏志倭人伝に出てくる不弥国を知ってますか?

2019年01月14日 | バイク
成人の日だって?今日は1月14日。
ってこの陽気はなんだ。天気も最高の九州福岡。
昼下がり、おいしいコーヒーを出す店でも見つけようと、バイクでトコトコ走り出した。
空港抜けて、大野城。宇美町の住宅地に迷い込む。う〜ん…太宰府にでも抜けるかな………
と、その向こう、住宅街のそのまた向こうに巨大前方後円墳が目に飛び込む。

「なんじゃありゃあ!」


見事な前方後円墳。
「デカくないか?!」
とにかく行かねばならない。行かねばならんのです。
住宅地の屋根を遥かに超えてそびえ立つピラミッドのような古代の墳墓。
曲がりくねる路地の辿りあったのは、「光正寺古墳」という弥生時代から古墳時代になる頃の福岡最大級の古墳だった。


「こんな凄い遺跡なんで今まで知らんかったんやろう」
確かに「大通り」からは家が邪魔して、これは気付かない。住宅街に入り込まなきゃ見つけられない。看板すらない(たぶん)



宇美町は「魏志倭人伝」に出てくる「不弥国(ふみこく)」ではなかろうか、と言う学者もいますね(ふみ、だから、うみ、だって)。

小学校の時から「邪馬台国はどこだ!!」に取り憑かれるように本を読みまくった私としては、「うーん…それはちょっと…」とうなずけないところもあるのですが、全長54m、高さも46mもあるこの古墳を見ていると「古代ここには、かなりの規模の王国があった」、ってのは間違いようもない事実です。


まいったね。バイクじゃなかったら絶対にたどり着いてない。