本日の倉敷は、曇りのち晴れ。
最高気温は、二十三度。
最低気温は、十五度でした。
暖かい一日でした。
明日も晴れそうです。
上の写真に写っているお花は、「カミツレ」です。
カモミールの名前の方が一般的、かな?
キク科マトリカリア(シカギク)属の一年草です。
学名は、Matricaria recutita L.、
英名は、sweet false chamomileです。
カミツレは、
カミルレやカキルレ、ジャーマンカモミールと呼ばれる事もあります。
カミツレの名前は、
オランダ語のkamilleの発音から。
属名のマトリカリアは、
「子宮」を意味していて、
婦人病の薬として用いられていた事に由来しています。
花は、林檎に似たよい香り。
薬草として、
4千年以上前に用いられていたと言われ、
発汗、消炎、入浴剤として利用されてきました。
現在は、ハーブティーとして人気があります。
原産地は、ヨーロッパからアジア西部。
日本には19世紀の初めにオランダから渡来。
その後、鳥取や岡山などで栽培が始められたそうです。
有川浩の「図書館戦争」シリーズでは、
「日野の悪夢」で落命した稲嶺和市夫人が好んでいたお花。
図書隊のシンボルマークで、
階級章のデザインに用いられています。
三等図書正以上になると、
徽章にカミツレの花がつきます。
花言葉は、「苦難の中の力」です。