昨日の試合の最終盤の日本代表の試合を壊すプレイは、日本代表があのプレイを選択したのではなく、日本代表はあのプレイしかできなかったのではないか?
ポーランド代表は足が止まっていたけれども、日本代表もガス欠で足が止まっていたもの。
そもそも、今の日本代表は相手がきちんとゴール前を固めたならば、攻め手がないのです。
神風プレスからのショートカウンターしか攻撃手段がありません。
組織力は存在せず、最低限の決まり事以外は個の頑張りを集積する形で守備を構築して個の閃きを加味したショートカウンターを繰り出す、というやり方しかありません。
ゴール前を固められて尚且つ足が残っていない走れない。
この状態では手の打ちようがありません。
明らかに準備不足です。
下手に攻め込んでボールを奪われて逆襲されたら足が残っていない日本代表は追加点を奪われていた可能性があります。
0-1の敗戦を確定させる。
惨めで情けなく恥ずかしい行為です。
しかしそれで次のステージに進む可能性があるのならば、そして他に手立てがないのならば仕方がありません。
神風プレスは通常では90分間持ちません。
2010年のワールドカップに臨む代表チームや2014年のワールドカップに臨むチームも神風プレスを試しましたが、90分間持たないという結論で、神風プレスとは違う戦い方を模索しました。
今大会では幸運にも2戦続けて神風プレスがはまる条件が揃いました。
しかし、酷暑の環境での試合であり2試合を経過したダメージの蓄積がある状態なのです。体力は持ちません。
でももう他に手がないのですよ。
急造チームできちんと戦い方を模索する時間がなかった。
もう神風プレスで行くしかないのです。
明らかに準備不足です。
監督、チームスタッフ達、選手達は、準備不足であるにもかかわらず精一杯のことをしています。
ワールドカップ本大会のグループリーグ突破は偉業です。
出来ることをやり切っているからこそ運を呼び寄せていると言えます。
問題なのは、準備不足の状態で我らが日本代表をワールドカップ本大会に送り出した日本サッカー協会です。
今迄の準備を全て捨て去り、ワールドカップ本大会前に我らが日本代表を大混乱に陥らせた日本サッカー協会です。
自分達の運命を他者に委ねるプレイをせざるを得なかった日本代表にしたのは日本サッカー協会の責任です。
ワールドカップ本大会直前で代表監督を解任するというのは愚かな行為と言わざるを得ません。
次は負けたら終わりのトーナメントです。
メンタルの疲労とフィジカルの疲労が蓄積されているはずです。
それでも突貫あるのみ。誰かがガス欠をおこせば崩れます。
先制点を取りましょう!
先手を取れば楽になります。
勝ちましょう! 勝ってベスト8に進みましょう!
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