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狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『バーニング・ブライト』

2019年11月02日 19時11分47秒 | 映画・ドラマに関する日記

 昨日の夜は、映画『バーニング・ブライト』のDVDを観ていました。

 主人公のケリーは自閉症の弟の面倒を独りで見てきたが、大学に通う為に弟を施設に預けることにした。
 しかし、弟の養育費として残していた母親と自分の共同の名義の銀行預金は養父が全て使い込んでいて弟を施設に預けることはできなくなる。
 養父は家の前の広い庭を利用してサファリーパークを作って儲けようと考えていて、銀行預金の全てを注ぎこんで1頭の虎を購入したと言う。
 その日は巨大なハリケーンが接近していて、暴風雨対策の為に家の窓や扉は外側から封じられた。
 ケリーは大学に通えなくなることや弟のことに悩みながら眠りにつく。
 夜中、目が覚めて2階の自分の部屋から出て1階のキッチンに行ってまた2階の自分の部屋に戻る途中で、ケリーは家の中で巨大な虎が徘徊していることに気が付く……。

 監督は、カルロス・ブルックス。
 出演者は、ブリアナ・エビガン、ギャレット・ディラハント、チャーリー・ターハンなど。



 動物モノのパニック・スリラーで、調教の為に飢えた状態にさせられた巨大で凶暴なシベリアンタイガーが徘徊する自宅の中に閉じ込められたら……、というネタで押し切った映画です。

 こ、これは怖いっす。
 巨大な虎が家の中を徘徊する姿はインパクトがあります。

 音を立てずに歩き回る虎が主人公とその弟に気が付き獲物と見なして襲い掛かってきます。
 家は暴風雨対策で窓や扉は頑丈な板が打ちつけられていて外に逃げられない。養父は外出している。
 弟は自閉症で状況が認識できないでいるので勝手に歩き回る。
 触るとパニックに陥って大声を上げて暴れるので手を掴んで逃げ回るわけにはいかない。

 虎と目が合ったりするわけですよ。
 隠れていてやり過ごしたと思っていたら虎と目が合ったりするんですよ。

 虎目線だったり主人公の目線だったりして緊張感を煽る煽る。

 調教の為に飢えた状態にさせられた巨大で凶暴なシベリアンタイガーが徘徊する自宅の中に閉じ込められたら……、というアイディアを成り立たさせる為に無理な設定もありますが、巨大な虎が家の中を徘徊する恐怖を見事に描いています。

 怖くて面白かったですよ。
 楽しめました。



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