昨日の夜は、アニメーション『天使のたまご』を観ていました。
このアニメを観るのはもう何度目なのかしらん?
廃墟のような都市で独りで暮らしている少女。
大きな卵を抱き続けて卵が孵る日を待っている。
ある日、巨大な銃を持った少年が少女の前に現れて……。
監督は押井守。
キャラクターデザイン及び美術設定は天野喜孝です。
ストーリーらしいものはほとんどありません。
巨大な眼のような機械仕掛けの太陽。奇怪な戦車。街の建物の表面を這う魚。幻想的な街並み。十字架のような巨大な銃。
何かの象徴のように描かれているものを深読みしてもよいし、無視してもOK。
深読みしたけどそれは個人的なものでしかないからここには書かない。
天野喜孝の絵が映像として動くだけでも楽しめました。
トーンは暗くて観る者に緊張感を強いる映像。
面白かったですよ。
万人受けするような作品ではありませんが、私は大好きです。
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