昨日の夜は、アニメーション『3月のライオン』のDVDの第5巻を観ていました。
主人公の桐山零は中学生でプロになった史上5人目の将棋のプロ棋士。
幼い頃に両親と妹を事故で亡くし、養父の元にいたがプロになった後は独り暮らしをしている。
心に深い傷を負っていて周囲となじめず疎外感に苦しんでいた。
1年遅れで編入した私立駒橋高校での生活も友人を作れず孤立してしまう。
ある日、先輩棋士達に連れられて行ったお店が縁で川本家の人達と知り合う……。
原作は、羽海野チカの同名の漫画です。
第5巻は、第12話と第13話と第14話が収録されています。
人生を一点賭けしている少年のお話です。
勝敗がはっきりと決まる世界で、頂点に立つ人は極一握りでその人達を成功者と呼ぶならばほどんどの人が敗者となる厳しい世界。
そんな世界で生きている人達との関わりで主人公は悩んだり奮起したりします。
この巻を観ていて気が付いたのですが、川本家がここまで幸せの象徴のように描かれているのは前フリなのですね。
う~む。
原作のモノローグが多重になっている部分がアニメーションではどのように処理されているのか気になっていたのですが、とても上手い処理をしています。
ぐいぐいと胸に迫るようなセリフとギャグパートの力の抜け具合が絶妙です。
面白かったですよ。
続きを観てみることにいたします。
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