昨日の夜は、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』第6章のDVDを観ていました。
バビロンプロジェクトの各種建築作業などに多用された汎用人型作業機械・レイバー。
そのレイバーが犯罪に使用された例が多発した為、警視庁はレイバー犯罪に対処する特科車両二課パトロールレイバー中隊を創設する。
西暦2013年。
長引く不況と巨大プロジェクトの終了で運用維持費のかかるレイバーは工事現場で使われることが少なくなった。
レイバー犯罪が減少して特車二課の存在意義はほとんど無くなり、レイバーの運用実験とノウハウを蓄積するという名目で規模を縮小して存在している。
特車二課発足時のメンバーはすでに隊を去り、今は実験用に回されていて動かせば壊れる可能性の高い特車二課発足当時のレイバー・AV-98式『イングラム』2機と共に三代目のメンバー達が出動を待って待機状態にある……。
全12話+1話の短編作品を7回に分けて順次公開していく『機動警察パトレイバー』実写版シリーズの6作目です。
第6章は『エピソード10 暴走!赤いレイバー』と『エピソード11 THE LONG GOODBYE』となっております。
総監督は、押井守。
エピソード10「暴走!赤いレイバー」の監督は、田口清隆。
エピソード11「THE LONG GOODBYE」の監督は、湯浅弘章。
出演者は、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、堀本能礼、田尻茂一、しおつかこうへい、筧利夫、千葉繁、藤木義勝、寺泉憲、渡辺哲、高島礼子、波岡一喜、丘みつ子、大東駿介、駿河太郎、大川裕明、中西尚也、帆世雄一、藤野泰子、寺島愛、宮島三郎、山田登是、大島夕佳、近藤善揮、鍛冶直人、北岡龍貴、林田直樹、高橋佑果、石原瞳、高橋新太郎、中安功一、池谷祐子、小林隼翔、大井理弘、梶原翔、上園貴弘、朝霧涼、高橋信、山田裕太、増渕裕之、森本大介、目黒宏和、唐澤一路、徳井汰朗、丸山真幸、原拓麻、谷恭輔、関本巧文、竹田哲朗、虫狩愉司、一ノ瀬ワタル、井出和樹、飯田冬樹、三輪江一、阪東正隆、寺田浩子、久田真実子、楓山まゆ、宇那、近藤悠、芹澤りな、堀田祥子、花村健、だいすけ、達也、小野裕樹、など。
「エピソード10 暴走!赤いレイバー」は、
冷戦中に旧ソ連で開発された軍用レイバーが新潟経由で密輸されるらしい。
拘束されていたテロリストの蜂野が逃亡した。
その蜂野が新潟に向かっている。
これらの情報から特車二課は公安から協力を要請される。
明と佑馬が新潟に向かうことになったのだが……。
見所はイングラムvs軍用レイバーなのだけれども、明と佑馬のお話が面白いです。
ちなみに、公安の高畑慧が佑馬に放つ公安ジョークは私は好きです。
「エピソード11 THE LONG GOODBYE」
明に高校の同窓会のお知らせの葉書が届く。
明は同窓会の出席を渋っていたが、佑馬の策略で出席することになった。
会場に向かった明は高校時代に付き合っていた男性と再会する……。のだけれども……。
泉野明がメインのお話。
甘酸っぱくてちょっと苦い青春のお話です。
今回の2つのお話はアニメ版や漫画版のパトレイバーを知らない人でも分かりやすいお話であります。
でもってバランスが取れているので、観る人の間口を広げている感じがします。
実写版のパトレイバーである「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、最初はアニメ版や漫画版のキャラクター達の影が私にはちらついていたのですが、ここまで来るとそれは無くなりましたね。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」のキャラクター達としてアニメ版や漫画版のキャラクター達とは別物になっています。
で、今後はどう展開していくのかな?
総監督の押井守はこれまでだと、エンターテイメント路線で悪ふざけもした後に観客をある程度放ったらかしにするやりたい放題の趣味的な作品を作る傾向にあったのだけれども、どうなのかな? 実写版のパトレイバーでもやっちゃうのかな?
今回も面白かったですよ。
続きが楽しみです。
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