昨日の夜は、映画『列車に乗った男』のDVDを観ていました。
教師をしていたマネスキエはある日、街にやってきたミランと薬屋で出会い、自分の屋敷に招く。
宿が見つからないミランは土曜日までの3日間の約束でマネスキエの屋敷に泊めてもらうことになったのだが……。
監督は、パトリス・ルコント。
出演者は、ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリディ、ジャン・フランソワ・ステヴナン、シャルリー・ネルソン、パスカル・パルマンティエ、イザベル・プチ・ジャック、エディット・スコブ、モーリス・シュヴィ、リトン・リーブマン、オリヴィエ・フォロン、ヴェロニク・カポアン、エルザ・デュクロ、アルマン・シャゴ、ミシェル・ラフォレスト、アラン・ゲラフ、エレーヌ・シャンボン、ソフィー・デュラン、ジャン・ルイ・ヴェイ、セバスティアン・ボネ、ジャン・ジャック・コルニヨンなど。
映像で表現するとはこういうことなのかな。
感じたことを文章に表わすのが難しい。これはもちろん私の文章力の無さによるところが大きいし私の経験の無さからくる理解力の無さからくるところもあるのだけれども、迂闊に文章化すると何かがするりと逃げてしまうような……。
プロットをできるだけ簡素に書き出してみるとこれで映画が撮れるのだろうかと思えるくらい物凄く単純なプロットになる。しかし物凄く濃密。
あの濃密さはどうやって作りだしているのだろう?
静かに物語が進んでいく。こけおどしが無い。二人の男の対比が面白い。演技で見事に性格や感情を表現している。
男の友情の物語で、他者と知り合ったことでありえたかもしれない別の人生を垣間見た男達の物語。
面白かったですよ。
良い映画でありました。
以前私がオススメした映画ですよね。
大好きなんです。この映画。
あまりにも淡々と進んでいくのに、それが逆に心地よいというか、淡々を進んでいるはずなのにひとつひとつのシーンが心に残っていく。
言葉にするのが難しくって、私もうまく言えません。好きな映画なのに言葉に書き出そうとするとうまく言えないのがもどかしいです。
素敵な映画を紹介してくださってありがとうございます。
ユーモアーがあってしみじみと切なくてゆったりとしていて淡々としていて冷徹なところもあってでも温かい、不思議なテイストでありました。う~ん。上手く書けないや。
見入ってしまう映画でありましたよ。