昨日の夜は、映画『赤い糸』のDVDを観ていました。
中学2年生の芽衣は同じクラスのアツシに「修学旅行の自由行動で一緒に2人で行動しよう」と言われる。
2人は仲良くなって修学旅行を楽しみにしてた。
しかし修学旅行中に2人それぞれにある出来事が起こる。
その結果、2人は別れてしまい……。
監督は、村上正典。
出演者は、南沢奈央、溝端淳平、木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、鈴木かすみ、田島亮、岩田さゆり、矢崎広、平田薫、若葉竜也、鈴木浩介、松田賢二、甲本雅裕、山本未來、小木茂光、渡辺典子、など。
原作は、メイの同名の携帯小説。ドラマ化されていてドラマとリンクしているそうです。
私は原作の携帯小説を読んでいません。ドラマも観ていないっす。
ラブストーリーであります。
自殺未遂。記憶喪失。周囲からの孤立。暴力。失恋。死。薬物依存。親の離婚。
これらはそれぞれに重たいテーマなのだけれども、この映画では物語を転がしていく為だけに登場し役目を終えると何も語られない。
ある台詞を引き出す為、或いはある状況を引き出す為に使われて後は放ったらかしとなる。
そして台詞で全てを説明してしまう。なので大仰な台詞が連続する。
ある状況を引き出す為だけに使われるキャラクターも複数いてそんなキャラクター達は使い捨て。
でもって、幾多の騒動を引き起こした2人の恋の障害の大元は大騒ぎする程には凄い障害ではないのです。orz。
この映画がターゲットにしている層とは違っているにもかかわらずこの映画を観てしまった私が悪いのです。
この映画がターゲットにしている層の方達は楽しめると思うのです。
うん。ごめんなさい。間違って勘違いして観てしまってごめんなさい。
と、申し訳ない気持ちでいっぱいになった映画でありました。
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