昨日は、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。
核戦争後の世界。
マックスは流浪の旅の途中で暴徒に襲われてシタデルという砦に連行された。
そこでマックスは環境汚染で疾病を患う住人の為の輸血用の生きた血液袋として飼われることになった。
シダデルではイモータン・ジョーが君臨する独裁社会で水や農作栽培を独占していた。
ある日、ジョーの部隊の大隊長フュリオサ・ジョ・バッサはジョーの5人の妻達と共にシダデルから逃げ出してフェリオサの出身地である「緑の地」へと向かう計画を実行に移す。
ジョーは配下の戦闘集団ウォーボーイズを引き連れてフェリオサの追走を開始。
マックスはジョーの配下のニュークスの血液袋として車両に鎖で繋がれてフェリオサとジョーの争いに巻き込まれることになった……。
監督は、ジョージ・ミラー
出演者は、トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ライリー・キーオ、ゾーイ・クラヴィッツ、アビー・リー、コートニー・イートン、ネイサン・ジョーンズ、ジョシュ・ヘルマン、ジョン・ハワード、リチャード・カーター、アンガス・サンプソン、ジェニファー・ヘイガン、メーガン・ゲイル、メリッサ・ジャファー、ジョイ・スミザース、クエンティン・ケニハン、など。
『マッドマックス』シリーズの第4作目です。
楽しい映画です。
そして凄い娯楽映画です。
必要な説明は映像の中に落とし込んでいるので、ぐだぐだと説明に時間をかける必要が無い。
だからスピード感が増していくし、必要な情報をさらに盛り込んでいくことができる。
そしてとんでもなく良い映像。あの莫迦なデザインの車や恰好をどうすれば格好良く見せることができるか徹底して考えられていますし、映画の映像として素晴らしいものを目指していて凄い絵を撮っています。
物語の骨組みは単純だけれども全てのシーンを盛り上げようと工夫されていて、それが成功しています。
各シーンの映像の情報量が高いのですが、それを気にしなくても楽しめるし、気にして読み解こうとして楽しむこともできます。
かなり細かく設定を決めてお話を作ってそれをほぼ説明無しで映像やセリフに盛り込んで観る側に分からせようとしてそれがほぼ成功しています。
そして下品なシーンやグロいシーンはほとんど無し。
緻密に計算されたお話や絵作り。しか~し、出てくるキャラクター達は「ヒャッハー!」なあれな人ばかりで頭がわやクチャになりそう。
でもってこの映画の切り口なんていくらでもあるし、最高級の部類の娯楽映画なのかもしれません。
面白かったですよ。
お勧めです。
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