狐の日記帳

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『グランド・イリュージョン』

2014年09月22日 13時24分10秒 | 映画・ドラマに関する日記








 昨日の夜は、映画『グランド・イリュージョン』のDVDを観ていました。

 ある人物によって4人のマジシャンが集められる。
 1年後。4人のマジシャン達はマジシャンチーム「フォー・ホースメン」と名乗り、ラスベガスでショーを行っていた。
 ショーの内容は「ラスベガスでショーを行いながら同時にパリの銀行からお金を盗み出す」というもの。
 ショーの最中で本当にパリの銀行からお金が盗まれて、FBIとインターポールが動き出す。のだけれども……。

 監督は、ルイ・ルテリエ。
 出演者は、ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコ、メラニー・ロラン、コモン、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、など。





 う~ん?? 

 映画としての騙しのテクニックが上手くないような気がする。
 映画の視点が四人組の視点とFBIの視点でぶれているような気がする。
 物語を盛り上げる為のキャラクターの役割が少しおかしいような気がする。

 ラストも取ってつけたようなラストだったし。
 金庫のお金を強奪するトリックは、現場を封鎖されて鑑識に調べられたらアウトだし(緊急時であっても普通は警察はそうするんじゃね?)。
 四人組の中の1人の「事故死」も(あのパターンは何度も繰り返されているので)その後の展開は容易に予測できてしまうし。
 四人組の視点とFBIの視点のどちらで観ていいのか分からないので登場人物達に感情移入しにくいし。
 登場人物達に感情移入しにくいから「真相」とやらが観る側に提示されても「ふ~ん」で終わってしまう。

 インターポールの捜査官の目線で統一するって手もあるんだけどなぁ。
 それならラストが活きるし、ラスト前のシーンでインターポールの捜査官が自力で真相に辿り着くシーンを入れておけば恋愛感情と犯人逮捕のどちらを取るかという葛藤が生まれる。
 でもインターポールの捜査官の恋愛感情の表現も唐突なんだよなぁ。
 「え?」って思ってしまいましたよ。いつの間に恋愛感情が芽生えたのだろ?



 面白いのかなぁ??
 う~ん??

 私はこの映画にのりきれなかったです。


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