昨日の夜は、映画『コーヒーをめぐる冒険』のDVDを観ていました。
主人公のニコは2年前に大学を中退してから仕事もしないでぶらぶらと生活している。
ある日、彼は恋人と諍いをしてふられてしまう。
珈琲を飲み損ね、運転適性診断室では取り上げられている運転免許証を返してもらえなかった。
カフェでコーヒーを頼むのだけれども所持金が足りない。
お金を下そうとしたらカードが機械に吸い込まれてしまう……。
出演者は、トム・シリング、マルク・ホーゼマン、フリーデリッケ・ケンプター、カタリーナ・シュットラー、ユストゥス・フォン・ドナーニー、アンドレアス・シュレーダース、アルント・クラヴィッター、マルティン・ブラムバッハ、RP・カール、シュテファン・C・ユルゲンス、フレデリック・ラウ、ウルリッヒ・ヌーテン、ミヒャエル・グヴィスデク、など。
監督は、ヤン・オーレ・ゲルスター。
モノクロ映画です。
ニコは珈琲が飲めないのです。そんなお話です。
否。珈琲が飲めないことに象徴される感覚や雰囲気や感情を表現したお話であります。
どうにもならないことや自分でもよく分からない違和感を抱えた青年のとある一日のお話なのです。
灰色の青春物語。
面白かったですよ。
楽しめました。
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