狐の日記帳

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『傷物語 I 鉄血篇』

2016年11月01日 12時15分46秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、アニメーション映画『傷物語 I 鉄血篇』のDVDを観ていました。

 私立直江津高校に通う高校二年生の阿良々木暦は、春休みのある日の夜、四肢を切断されて血塗れになっている金髪金眼の美女に出遭う。
 その美女キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは「うぬにわしを助けさせてやろう」と言う……。
 暦は偶然知り合った学校一の優等生・羽川翼から「この辺りに最近金髪の吸血鬼が出没するという噂がある」と聞いていた……。

 西尾維新の小説「物語シリーズ」の第2弾「傷物語」を3部作に分けて映画化した作品の第一弾で、阿良々木暦が初めて怪異に遭うお話です。



 この映画は、原作ファンやTVアニメファンをターゲットにしているので原作を読んでいない或いはTVアニメ版を観ていないお方は先に原作の小説を読むかTVアニメ版を観るかした方が良いです。
 原作の物語シリーズの第2作目で時系列的には一番最初のお話です。しかしいきなりこの映画を観るとかなり戸惑うと思います。
 さらに原作の小説を三分割していて『傷物語 I 鉄血篇』はその最初の作品。物凄く良いところで「続く」となります。
 原作の小説のファンやTVアニメ版のファンは期待が膨らんでOKかもしれませんが、物語シリーズを知らない人が観たら不満が残るかもしれません。

 TVアニメ版と比べて重厚感がたっぷり。
 でもってTV放送だと放送コードに引っかかる表現がありますね。TVの放送コードは物凄く厳しくなったからなぁ。
 ギャグモードは減少してシリアスにお話は進みます。
 語り部が存在していないので緊迫感が凄いです。
 独特の演出は健在。その独特の演出で迫力が増しています。

 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。


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