昨日の夜は、アニメーション映画『傷物語 I 鉄血篇』のDVDを観ていました。
私立直江津高校に通う高校二年生の阿良々木暦は、春休みのある日の夜、四肢を切断されて血塗れになっている金髪金眼の美女に出遭う。
その美女キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは「うぬにわしを助けさせてやろう」と言う……。
暦は偶然知り合った学校一の優等生・羽川翼から「この辺りに最近金髪の吸血鬼が出没するという噂がある」と聞いていた……。
西尾維新の小説「物語シリーズ」の第2弾「傷物語」を3部作に分けて映画化した作品の第一弾で、阿良々木暦が初めて怪異に遭うお話です。
この映画は、原作ファンやTVアニメファンをターゲットにしているので原作を読んでいない或いはTVアニメ版を観ていないお方は先に原作の小説を読むかTVアニメ版を観るかした方が良いです。
原作の物語シリーズの第2作目で時系列的には一番最初のお話です。しかしいきなりこの映画を観るとかなり戸惑うと思います。
さらに原作の小説を三分割していて『傷物語 I 鉄血篇』はその最初の作品。物凄く良いところで「続く」となります。
原作の小説のファンやTVアニメ版のファンは期待が膨らんでOKかもしれませんが、物語シリーズを知らない人が観たら不満が残るかもしれません。
TVアニメ版と比べて重厚感がたっぷり。
でもってTV放送だと放送コードに引っかかる表現がありますね。TVの放送コードは物凄く厳しくなったからなぁ。
ギャグモードは減少してシリアスにお話は進みます。
語り部が存在していないので緊迫感が凄いです。
独特の演出は健在。その独特の演出で迫力が増しています。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます