狐の日記帳

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『LUPIN the Third -峰不二子という女-』 DVD第2巻

2020年03月29日 14時15分13秒 | 映画・ドラマに関する日記
 昨日の夜は、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』のDVDの第2巻を観ていました。

 テレビアニメ『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』の放送開始40周年を記念して、27年ぶりに連続テレビアニメシリーズとして制作された作品で、峰不二子を主人公としたお話であります。
 ルパンや次元や五ェ門がまだ仲間になっていない時代のお話で、原作の漫画に近いイメージとなっています。

 収録されているのは、「第4話・歌に生き、恋に生き」と「第5話・血濡れた三角」と「第6話・愛の牢獄」です。




 もう既に多くのイメージが付いている「ルパン三世」のキャラクター達を再解釈して今迄のイメージを打ち壊して再解釈のイメージを提示しています。
 これはかなり勇気のある行為で凄いです。
 何故にルパン達が格好良いのか? この部分を掘り下げて、原作の漫画のイメージに近づけながら、残虐で冷酷な部分を出しながら、物語を作る。
 失敗する可能性がある行為で、物語を作る能力がないと挑戦も出来ない行為です。
 そして、「ルパン三世」のキャラクターの再解釈をして提示する行為を、峰不二子というキャラクターを主人公にして峰不二子というキャラクターを通して行っています。
 その上で、峰不二子というキャラクターの再解釈を行い、その再解釈を物語を通して提示しています。
 各キャラクターの峰不二子を評した言葉はばらばら。
 峰不二子をどう評するかでそのキャラクターの性格や考え方が分かります。
 そして、峰不二子を評したばらばらの相矛盾する言葉は、全て峰不二子に当てはまる……。面白いです。

 第2巻で密かにこのシリーズ全体を包む謎や伏線が提示されたような気がします。はてさて。


 アダルトな「ルパン三世」。
 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



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