昨日の夜は、映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』を観ていました。
新井素子の小説で同じようなお話があったよなぁ。
怖くて切ないお話であったような気がする。
他にも似たようなお話が幾つかあったような気がする。
物語は冒頭で小惑星の地球衝突を避ける術がないことが示されてあと数日で人類が滅亡することが決定的となったところから始まります。
小惑星の地球衝突を避ける為のミッションとかは一切出てきません。
あと数日で人類が滅亡する時に社会はどうなるのか? という大きい物語でもありません。
主人公のドッジは、人類の滅亡があと数日となっても勤めている会社に出社して業務を続けていた。
ドッジの妻は地球に迫る小惑星の破壊作戦が失敗に終わったニュースを聞いてドッジのもとを去る。
ある日、ドッジは隣に住むベニーが終末を母国イギリスにいる家族と過ごせないと泣いているのを目撃して彼女に話しかける。
それがきっかけでドッジと親しくなったベニーは今まで間違って届けられていたドッジ宛ての郵便物をドッジに渡す。
その中にはドッジの高校時代の恋人・オリヴィアからの手紙があった。
ドッジはオリヴィアを探す為、ベニーに自家用飛行機を持つ友人を紹介する代わりに車を借りて、ベニーと共に旅に出るのだが……。
監督は、ローリーン・スカファリア。
出演:スティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ、コニー・ブリットン、アダム・ブロディ、ロブ・コードリー、ジリアン・ジェイコブス、デレク・ルーク、メラニー・リンスキー、マーティン・シーン、T・J・ミラー、マーク・モーゼス、パットン・オズワルト、ウィリアム・ピーターセン、など。
ロードムービーです。
自分が一番好きな人と一緒に最後を迎えたいと旅に出たドッジと自分が一番大切に思っている家族と一緒に最期を迎えたいとドッジと共に旅に出たベニーは、欲望丸出しでひゃっは~と騒いでいる者、やけになって暴動を起こしている者、淡々と自分の仕事をこなしている者、生き残ることを考えている者、と様々な人と出会います。
そして最後に二人が下した決断とは? そんなお話です。
面白かったですよ。
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