昨日の夜は、映画『NINE』のDVDを観ていました。
映画監督のグイド・コンティニは、新作映画の制作がもうすぐ本格化するのに脚本が1ページも書けていない。
過去に大傑作の映画を作っている巨匠の彼の新作映画は期待が大きい。
何を撮るのか具体的に何も決まっていないまま記者会見に臨むことになったグイドは、追い詰められて会見場から逃げ出してしまう。
何を撮るのか決まらないグイドは焦って悩み苦しむのだけれども……。
監督、ロブ・マーシャル。
出演者は、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ステイシー・ファーガソン、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン、など。
フェデリコ・フェリーニの自伝的映画『8 1/2』をミュージカル化した同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した映画だそうです。
豪華な出演者達が歌って踊る姿を愛でる映画ですね。
元のフェデリコ・フェリーニの自伝的映画『8 1/2』は観ていないのでどのような映画なのかは分かりませんが、この映画はお話は薄いです。
良いシーンがあるのだけれどもブツンと切れて歌や踊りに突入する。
スランプに陥った映画監督の苦悩を面白おかしく描く映画のはずが、豪華な出演者達が歌って踊る姿を愛でる映画にすり替わっています。
なので豪華な出演者達が歌って踊る姿を愛でる映画であると開き直って観たほうが楽しめます。
その意味では楽しめましたよ。
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