クララの染色

ご訪問ありがとうございます


陽射しが強い一日でしたが
夜は雨？　音がしています


染色しますよ～のメールで
参加してきた　クララとビワの葉の染色

珍しい（私的には）ドライのクララ
多摩地域にはなかなかなくて千葉県産らしいです



染液に付けるとすぐに色が入り
綺麗な黄色になりました（機織り用の糸）



枇杷の葉



どうせならと
半分クララ　半分ビワの葉染色の結果


写真は難しいですね
実物はもっと明るく綺麗な黄色と桜色のピンクです


クララ？　と聞き興味津々でしたが
チョッと怖い植物と記憶していたような・・

帰宅して植物化学プラのテキストを開いてみると
やはりアルカロイド系で
その根が　クジン（苦参）　強い苦味があり
テキストには皮膚疾患の外用として使用とあり
その根汁が　目がクラクラするほど苦いのでクララと付いたとか

危険性の記載はあまりないのですが　ネットで調べると
いろいろありました
たしか・・・
記憶がいろいろ戻ってきました
薬用植物園での写真があった！










そして同じ時期の写真で
こちらにも





成分のフラボノイドは
フラバス（黄色）を語源とする植物色素です
多くの植物にある成分で
エルダーフラワーやリンデン　カモミールが有名所です
なので　ミョウバン媒染でしたが
クララの染色も黄色が強かったのかな？
と　難しい化学変化はわかりませんが　
自分なりに納得です　
楽しい染色でした