おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第9・1691

2009-11-12 | 万葉集巻9
【旅にあれば 夜中をさして 照る月の 高島山に 隠らく惜しも】
  作者不詳


旅にでて
ここにいます
私の身でも
真夜中に向かって
輝きが増してゆく
お月さまが
高島山に
隠れてしまうのが
とっても
残念な思いなのです。
高島でうたわれています歌を以前にも歌いましたね。。


私は

【旅】に出ますと

あらたな【土地の神様】に【ごあいさつ】申し上げます。。

自然に畏敬のおもいを持って謙虚な心になります。。。

私は。。

この御方が

高島山に沈むお月さまを、毎日見ておられる、その

【土地の方々】の気持ちや、

【お山の神様】の心を思われていて。。

おもいやりの 【お心使い】を、あらわされているように思いました。。。

きっと、歌を詠まれた方は。。。

土地の人々が【高島山】と【お月さま】をいっしょに、受け入れることを、わかっておられた。。

【?】。。

とても【びみょ~】
ですけど。。

【旅人】と【土地の人々】との立場の違いを、ちゃんと、おっしゃって おられるのでしょうか。。。

【高島山】が【お月さま】を隠してしまう。。。などと。。言ってなくても。。そのような誤解のないように。。。。ね。。

外からやって来た

【旅人】は

夜中は、ずっと【お月さま】のパワーに つつまれていたいですものね。。。

その お気持ちは よくわかります。。。

【お月さま】が【お山】の中に。。

【さよなら~!】

って、喜んで入って行く様子は、

【旅人】にとっては【お月さま】でなくても、さみしいのです。。

あぁ~
ちょっと
ふかいですね。。
なぜなのか 考えますと

旅人が

私は【さみしい!】と
言っているのですね

  ありがとう於良

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