おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第2・164

2009-12-02 | 万葉集巻2

【  欲見吾為君毛不有爾奈何可來計武馬疲爾   】
 
 【  みまくほり  わがするきみも  あらなくに  なににかきけむ  うまつからしに  】

                               大伯皇女     
   
  
   会いたいって

 ずっと 

   思っていました

       すき

                          大津皇子さまが

                        おられないのに 

                          何のために

   都に

戻って 

  きてしまったのかしら

       ただ

                      お馬さまを 

                        疲れさせてしまうばかりなのに


   この歌も

 弟の大津皇子さま 

    ぉ命つきられた  

        あとに

                          大伯皇女さまが

                     伊勢の斎宮から 

                       京(みやこ)に戻って

                         お作りになられました歌で

 万葉集巻第2・163と 

    2首 

  歌われました

                         弟 大津皇子さまが

                    葛城の二上山に 

                      葬られましたときの

   歌も

 2首で 

   万葉集巻第2・165 と

     万葉集巻第2・166

                           お歌いに 

                            なられていましたね

    このとき

 お父様の 

   天武天皇さまも

                         1ヶ月前後して

                       ぉ命つきて 

                         しまわれたことは

  万葉集巻第1・20  万葉集巻第1・21

大伯皇女さまの   

  父 天武天皇さまと

                          額田王さまの

                        お歌で 

                          お勉強致しました

   身内の死というのは

  ほんとうに 

   かなしいこと

                            私も

                         ついこの前 

                           母の納骨に参りました

    けれど

 お別れの日から 

   母の残した

       言葉 

                              珠玉  

                                が 

    まわりを

ふわふわ 

 飛んでいるかんじ

     で

                       近ごろ  

                         やっと

                        落ち着いてきたようたです

 よくわかりません 

   けれど 

      きっと

                             肉体は 

                             無くなっても

   

残っている 

 のでしょうか

                      過去の思い出を

                 たどっていくのです 

                   あの時

                       あぁ~だった

 こ~だった 

   かしら

                          いろいろ

                        ぐるぐる 

                          回って

   夢か

 現実なのか 

   わからなくなるときも

      ありました

                            そして

                          まだ 

                            生きていると

  かんちがいする

 ことも 

   あります

                          大伯皇女さまの

                       お気持ちが 

                         いたいほど

                             つたわりますね



   ありがとう於良


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