おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第2・163

2009-11-29 | 万葉集巻2

【  神風乃  伊勢能國尓母  有益乎  奈何可來計武  君毛不有爾  】

【  かむかぜの  いせのくににも  あらましを  なにしかきけむ  きみもあらなくに  】

                大伯皇女( おおくのひめみこ ) =  大来皇女



   伊勢の

 斎宮に 

  そのまま

      いてたらよかった

                        何の為に 

                         この都に

  きてしまったのでしょう

もう 

  ぃとしぃぁなたさま

                           すき

                        この世の 

                           どこにもいないのに


   この歌は

 大伯皇女さまが 

   父と弟をなくされた

                           686年10月3日から

                         40日余後に 

                     京(みやこ)に戻って歌われました 

   弟の大津皇子さまが 

 二上山に 

   葬られた時の

       ぉ悲しみの歌は

                       万葉集巻第2・165  

                          万葉集巻第2・166

                      歌われていましたね

 大伯皇女さまは 

   幼い頃に

                           お母様と

                         死別なさって 

                           おられます

  そのうえ

 お父様と 

   弟を

                         ほぼ同時に

                       亡くされて 

                          さみしさがますます

                        ふくれあがってゆかれます

  感情

ぉ口に出して 

 言えば言うほど

   ますます広がっていくのですね

                           17年後の 

                            701年 12月27日に

                          ぉ命つきられます

   私の

誕生日は 

 12月28日です けれど
 
     関係 ないですね

                          17年間  

                            祈りを捧げられて

                          おられたのですね

 愛する 

  弟の

     ご無念の



                           ありがとう於良


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