【 我妹子( わぎもこ )に 恋( こ )ひつつあらずは 刈り薦の 思ひ乱れて 死ぬべきものを 】 あなたに 恋 しつづけるょ . . . 本文を読む
【 あしひきの 山沢( やまさは )ゑぐを 摘( つ )みに行( ゆ )かむ 日( ひ )だにも逢( あ )はせ 母は責( せ )むとも 】 足をひきずるほど
深い山の ゑぐ かやつりぐさ科の多年草 黒いくわい . . . 本文を読む
【 おしてる 難波菅笠( なにはすがかさ ) 置き古( ふる )し 後( のち )は誰( た )が着( き )む 笠ならなくに 】 大阪代表的植物の ひとつ すげさまで ぁみました笠 ずっと & . . . 本文を読む
【 かきつはた 佐紀沼( さきぬ )の菅( すげ )を 笠( かさ )に縫( ぬ )ひ 着( き )む日( ひ )を待つに 年( とし )そ経( へ )にける 】 夏のはじめに
大きなぉ花が さく かきつばたのょぅに きれぃな( YouTu . . . 本文を読む
【 玉の緒の 間( あひだ )も置かず 見( み )まくり欲( ほ )り 我( あ )が思ふ妹は 家遠( いへどほ )くありて 】 緒にとおした 珠玉 ぴったりだ こんなふうに逢いたいょ 家が遠いね &nbs . . . 本文を読む
【 我妹子( わぎもこ )を 聞き都賀野辺( つがのへ )の しなひ合歓木( ねぶ ) 我( あれ )は忍び得ず 間( ま )なくし思( おも )へば 】 あなたのこと つづけて聞きたいょ 聞きつぐ都賀野の &nb . . . 本文を読む
【 妹( いも )が目の 見( み )まく欲( ほ )しけく 夕闇( ゆふやみ )の 木( こ )の葉( は )隠( ごも )れる 月待つごとし 】 あなたに ひとめでも 逢いたいょ   . . . 本文を読む
【 菅( すが )の根( ね )の ねもころ妹( いも )に 恋( こ )ふるにし ますらを心( ごころ ) 思ほえぬかも 】 菅のねっこのように こころのそこから あなたに恋してる たけだけしく勇ましい男心ないょ   . . . 本文を読む
【 霰( あられ )降( ふ )り 遠( とほ )つ大浦( おほうら )に 寄する波 よしも寄すとも 憎( にく )くあらなくに 】 あられがふるほど 滋賀県伊香郡西浅井町大浦 琵琶湖北岸 大浦湾のおく   . . . 本文を読む
【 しなが鳥( とり ) 猪名山( いなやま )とよに 行( ゆ )く水の 名のみ寄( よ )そりし 隠( こも )り妻( づま )はも 】 兵庫県川辺郡からはじまって 川西・池田・伊丹・尼崎市から 神崎川に入り 大阪湾にそそぐ
& . . . 本文を読む
【 妹( いも )が名も 我( わ )が名も立たば 惜( を )しみこそ 富士( ふじ )の高嶺( たかね )の 燃えつつ渡れ 】 あなたの名も 私の名も 立つと
もったいないね . . . 本文を読む
【 川千鳥( かわちどり ) 住む沢の上( うへ )に 立つ霧( きり )の いちしろけむな 相言( あひい )ひそめてば 】 川千鳥のいる 沢に たちこめる
霧のように   . . . 本文を読む