2017年2月25日発行ですから出版されたばかりです。新刊コーナーで見つけました。
「宮沢賢治の真実」なんてとってもワクワクします。1ページ目の冒頭、著者今野勉は
私はこれまで四人の宮沢賢治に出会っている、と。
古い全集の中の「ある文語詩」、その異様で不可解な文語詩の向こうに、
私の知らない「五人目の賢治」が立ち現われてくるのではないかと
著者は六年近くにも及ぶこの文語詩の謎解きの旅を始めたと書いています。
この本の中にどんなミステリーが潜んでいるのでしょうね。背を伸ばし正座するように
指先に緊張を感じながら慎重に1ページ1ページめくることにします。