①ノババックスの接種の報告が続々と到着する。 やはりmRNAワクチンと違い、副反応が少ない(ない)といううれしい知らせ。
②9~10月にBA.2.75による第7-2波Surgeが起こりえるので、8月下旬から9月上旬の間に3rd Shotとしてノババックスを打つことをお勧めします。 集団接種していなくても個別接種で取り扱う医院があります。 副反応は劇的に少ないのですが、40代以下男性は心筋炎の注意喚起がFDAとEMAによりなされています。
③4th Shotについては、現行のワクチンは、武漢抗原ベースのワクチンですので、同一抗原の頻回曝露となり、お勧めできません。 未知のリスクが怖いです。 ただ、お年寄りについては4th Shotもお考えください。
>40代以下男性は心筋炎の注意喚起がFDAとEMAによりなされています
これ、どこにありますか?さがしたのですが、見つけることができませんでした。ノババックス 、本当に心筋炎のリスク、上がるのですか?
④治験データですね。母集団は4万人程度だったはずです。 少なくとも男性で100ppmの心筋炎を把握しています。 但し、今のところ注意事項として添付書類ですね。実運用で心筋炎が出たという情報は知りません。
心筋炎、mRNAワクチンに特異的と思っていたのですけどね、、、
⑤恐らくSタンパク質でしょうね。 ファイザーがモデルナの1/10で10ppmの桁ですから。 一番酷いのがモデルナで、40代以下男性で150ppm前後だったはずです。こんなのは若い人の接種すべきではないです。 ファイザーの10ppmでも高すぎます。
スパイク蛋白質が直接わるさをするというのは、信じられないのですけどね(そのような論文があるのは知っています。が、メカニズムがまだ想像できないので)。
ん
(補足)心筋炎の副反応は、mRNAの特性、と思っている(思っていた)のですよ。ノババックスでも出るのなら、スパイク蛋白質を疑わねばならないですが。
⑥僕もノババックスの心筋炎については虚を突かれた形です。 昨年の今頃、Sタンパク質は人体に無害だ!と #医クラ や #ニセ科学批判 ドヤっていましたが、Sタンパク質または抗原の量にどうも比例しているようで、現時点ではとても疑わしいです。 勿論、まだ学術的合意の無い仮説に過ぎません。
私のmRNA→心筋炎についての推測は。以前お話ししたかもしれませんが、mRNAが心臓や弁のようなところに滞留しやすくて、そこの細胞で蛋白質を作るために免疫で攻撃されてしまう可能性です。敗血症において心臓弁に細菌巣ができたりすることがある、のアナロジーで。 (あくまで推測、仮説です)
⑦私もそれがあたまにあります。 要するにmRNAが集積して、抗原としてのSタンパク質が大量に生成された結果、心筋や心膜で病変を起こしているのだろうと考えています。 あくまで仮説です。
⑧ノババックスでは抗原タンパク質が何らかの形で心臓に集積し、増感剤(アジュバント)もあることから悪さをすることがあるのでしょう。 ノババックスは、昨年6月頃に一旦改良を加えて効果を強めています。このときにアジュバントの調整も行われました。
⑨治験程度の集団で有意に現れていますので警戒と学術的究明が必須です。 *僕はアジュバントが悪いとは主張していません。ワクチンの生産性を飛躍的に上げる技術革新と考えています。 ただ、歴史がそれほど長くないです。
ノババックスではタンパク質の量は、はるかに少ないと考えられるので。筋注で打ったタンパク質がそこまで届いて集積する、というのは考えにくいなあ。
⑩僕もそう思うのよ。 実際、今のところ治験で出てきただけなので、現在第4層で大規模調査中というところでしょう。 事実確認できれば注意書きも外れると思います。