とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

オリン ピック関連ニュース (2)       2021/7/28水曜日          

2021年07月28日 23時59分54秒 | オリンピック

公明・石井啓一幹事長 感染者急増「五輪開幕したからではない」

公明党の石井啓一幹事長拡大
公明党の石井啓一幹事長

 公明党の石井啓一幹事長は27日、水戸市で開かれた自民、公明両党合同の集会で、同日の東京都の新型コロナウイルス感染者数が過去最多の2848人に上ったことについて「(潜伏期間を含めて)2週間前の状態が反映しているわけであり、東京オリンピックが開会したからこうなったわけでは決してない」と強調した。

 石井氏は「この急上昇、急増をどこかで抑えて、下げる方向に行かなければならない。今までにない、いろいろなこと(感染対策)を考えて取り組まなければならない」とも指摘した。【木下訓明】

[東京 25日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は25日、酷暑と湿度対策のために、必要であれば東京五輪の競技日程変更を認める意向を示した。

今大会中、日本ではほぼ毎日のように摂氏33度、またはそれを超える気温を記録しており、複数の競技の選手らからこの真夏の暑さがパフォーマンスに支障をきたしているとの声が上がっている。

IOCのスポーツディレクターは「競技スケジュールは、可能な限り日中の暑い時間帯を避けて組まれているが、すべてのスポーツでそれが可能というわけではない」とコメント。テニスに関しては、現在、一日のうち最初の試合が午前11時にスタートするため、選手たちは日中の最も暑い時間帯にコートに立たなければならない。

男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同2位ダニル・メドベージェフ(ロシア)は24日、大会主催者に対し、残りの期間の試合を午後遅くに移動するよう呼びかけ、メドベージェフはすべての試合を夕方以降に行うべきと提案。

また、日陰のない東京・江東区の有明アーバンスポーツパークで25日に競技を行ったスケートボード選手らは、午前9時の時点ですでに耐えられないほどの暑さだったとし、トリックを行うのに気が散って仕方がなかったと話していた。

五輪=IOCが日程変更を許可、酷暑と湿度対策で | Reuters

 

東京2020オリンピック
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2020年東京オリンピック・パラリンピック (394)
東京五輪は28日、テニス男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのロシアのダニール・メドベージェフが、第15シードのイタリアのファビオ・フォニーニを6-2、3-6、2-6で下し、準々決勝進出を決めた。

メドベージェフは試合中、暑さに苦しみ、理学療法士を2度呼んだ。第2セットでは定期的に膝を手に当てて休む姿をみせた。

第2セット終盤に主審から大丈夫かと問いかけられたメドベージェフは「試合の残りを終わらせることはできるが、死ぬかもしれない。もし私が死んだら、誰が責任をとるんだ?」と答えた。(後略)

蒸し暑さに息もできぬくらい動けなくなったメドベージェフ、続けられるかと聞く主審に「試合を終えることもできる。しかしそうしたら死ぬよ。もし死んだら責任とってくれるか?」
引用ツイート
NBC New York@NBCNewYork·
“I can finish the match but I can die," Daniil Medvedev told the umpire when asked if he was OK. "If I die, are you going to be responsible?” http://4.nbcny.com/CxnpBR8
 
東京五輪で敗退したテニス選手の大坂なおみ氏に対し、SNSで彼女のアイデンティティーを叩くコメントが殺到、東京五輪で多様性掲げた日本の評価が再度ガタ落ち。NYtimes報道。
 
Naomi Osaka of Japan during her defeat by Marketa Vondrousova of the Czech Republic in Tokyo on Tuesday.
 

コロナ禍における心理を研究している、臨床心理学が専門の筑波大学の原田隆之教授は「オリンピックの開催で、コロナを軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まり、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」として、具体的な対策の必要性を指摘しています。

原田教授は「もともと選手のことは応援したい反面、感染拡大への危機感から五輪に反対するという、相反する気持ちを抱えていたことや、コロナ禍で長い間我慢し、外出もできず、うっ屈した感情がたまっていたこともあり、日本選手の活躍という明るいニュースに触れることで、五輪に熱狂するようになっても、自然な人間の心理だと思う」と現状を分析しています。

そのうえで「五輪のお祭りムードが徐々に醸成され、一方で緊急事態宣言という矛盾する2つのメッセージが出ている。人間の心理としては、自分が聞きたいほうだけを取り入れてしまうのは、非常に自然で、大会の開催で世界中から人が来ても大丈夫なのだととらえてしまい『コロナはたいしたことがない』と軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まる。緊急事態宣言も、最初は身構えたが、慣れてしまう『順化』の状況にあり、効果がなくなっている一方で、オリンピックという新しい刺激がある中、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」と話しています。

「感染症だけでなく 人間の心理と行動を加味した対策が重要」

必要な対策としては「今は『楽観バイアス』があり、コロナの怖さを訴えても不安を持たなくなっていて、自粛してくださいとことばでメッセージを出し続けても効果がない。休業などの対策にインセンティブを与えたり、行動を物理的に制限したりと、長期戦を見据えて、感染症の問題だけでなく、人間の心理と行動の傾向を加味した対策がより重要になってくる」と指摘しています。
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