東京都内で新たに213人の感染確認 4日連続300人下回る
毎日新聞 2021/2/24 15:19(最終更新 2/24 15:19) 137文字
東京都は24日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに213人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が300人を下回るのは4日連続。直近7日間の新規感染者の平均は294・7人になり、300人を下回った。
都の基準で集計した重症者は前日より8人減って69人。【古関俊樹】
高齢者向け新型コロナワクチン接種、4月12日に開始 自治体に順次発送―政府
2021年02月24日21時38分
菅義偉首相は24日夜、高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種について、4月12日から開始する方針を明らかにした。同5日の週から各自治体に順次発送する。首相官邸で記者団に語った。
ワクチン接種の調整役を担う河野太郎規制改革担当相はこの後、内閣府で記者会見し、当面の高齢者向け接種計画を公表。最初のワクチンは「5万人程度の2回分に相当する」と説明した。
4月12日の週に約25万人分を追加発送。同19日の週も同様の対応を取る。全国の市町村に行き渡るのは、同26日の週からとなる見通しだ。
河野氏はまた、3月1日に欧州連合(EU)からワクチンの第3便が到着する予定だと明らかにした。
政府は現在、約4万人の医療従事者への先行接種を進めている。3月中に他の医療従事者(500万人程度)を始め、並行する形で4月12日から65歳以上の高齢者(約3600万人)へ対象を広げる。
ただ、ワクチン供給の遅れにより、高齢者接種の本格実施は4月下旬以降にずれ込むことになった。その後に予定される基礎疾患を持つ人などへの接種時期も見えていない。
一方、首相は24日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、米ファイザー社製ワクチンの接種回数について「2回接種で準備してきたので、そういう考え方でいきたい」と伝えた。同社のワクチンは原則として3週間の間隔を空けて2回打つ必要があるが、1回接種でも発症率が85%減少したとの事例が海外で報告されている。
河野担当大臣 ワクチン接種スケジュールを発表