テレビ熊本 2020/07/05 07:113 video
3日夜から4日にかけて降り続いた記録的な大雨により、甚大な被害が出ている熊本県では、これまでに5人の死亡が確認され、16人が心肺停止となっている。
盆地特有の濃い霧に包まれている5日朝の人吉市。
明け方、小雨がぱらついたが、午前6時現在、雨は降っていない。
そして、4日に氾濫した球磨川の水位は、だいぶ下がった。
ただ、依然として、勢いよく茶色く濁った水が流れているのがわかる。
地元の人の話によると、4日午前8時30分ごろ、球磨川が氾濫し、濁流が一気に市街地へと流れ込んだという。
大きな橋を見ても、手前およそ30メートルほどか、手すりの部分が壊され、流されてしまっている。
こちらにある建物は、1階部分に土砂、そしてがれきが流れ込み、依然として建物の中には、がれきが残されたままとなっている。
この辺り一面、温泉地として有名な人吉市。
壊滅的な被害となっている。
このあと午後から、きょうも雨が降る予報となっている。
雨の心配をしながら、そして復旧作業を進める、そんな1日になるとみられる。
熊本の球磨川氾濫 人吉市内の被災状況
泥にまみれた街に「SOS」 熊本・八代市上空から(20/07/05)
毎日新聞2020年7月5日 12時03分(最終更新 7月5日 12時17分)
梅雨前線停滞による熊本豪雨の熊本県内の被害状況(4日午後10時時点)を同県は5日、心肺停止18人、行方不明24人と発表した。
心肺停止となっているのは、球磨村渡の特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者ら14人と同地区1人▽芦北町2人▽津奈木町1人。千寿園では他の入所者約50人を医療機関に移送した。健康状態は不明という。行方不明は球磨村12人、芦北町7人、人吉市3人、津奈木町2人。
道路寸断などにより少なくとも30地区が孤立している。14市町118カ所の避難所に129世帯1615人が身を寄せている。【清水晃平】
ヘリで救助活動を行う海上保安庁 熊本の球磨川氾濫
7/05
熊本5人死亡 16人心肺停止 大雨で河川氾濫や土砂崩れ
2020/7/5 15 西日本新聞
4日未明から熊本県南部を中心に発生した豪雨災害で、熊本県は5日、午後2時現在の集計で18人が死亡、16人が心肺停止、14人が行方不明と発表した。
市町村別の死者は、広範囲で浸水被害に見舞われた人吉市が最も多い9人。芦北町が8人、津奈木町が1人。心肺停止は16人全員が球磨村。行方不明者は、芦北町3人▽津奈木町2人▽人吉市3人▽錦町1人▽球磨村5人。
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