昔から悪さ(イタズラ)は散々してきた。
小学生だった頃。。。
"おこづかい"を幾ら貰っていたのか今となっては定かではないけれど、確かに貧乏な家庭だったけれど、どうしても欲しいものを買ってもらえないようなことはなかったと思う。
なのに、よく母の財布から小銭や、時には1000円札を盗んでいた。
近所の商店で、それほど欲しくもない文房具を盗んだ記憶もある。
5000円というものが、どれ程の価値なのかもよく分からなかったのだろう。
母の財布から盗んだ5000円を持って近所の雑貨屋で買い物を。
何を買おうと思ったのか覚えてはいないけれど、店のおばさんが不審に思ったのだろう。家に居た母へ確認の電話をしやがったことがあった。
もしかしたらそれが当時の"近所の絆"なのかもしれないが………
バレた。
家に帰ると鬼の形相の母が待ち構えていた。
「そこへ座りなさい。」
仕方なく正座すると、私の目の前で母が線香に火をつける。
「この手が悪さするから、これから二度と悪さしないようにこの手にお灸をするから。」
恐怖の時間のはじまり。
本当に"ヤキ"を入れられたことは無かったのかもしれない。
でも、恐怖のあまり泣き叫びながら母に詫びを入れた記憶は確かにある。
多分一回や二回じゃないような気もする。
「嫌じゃ~!!
もうしませんから許じてください~😭💦」
…………と。
中学生になると盗みも巧妙になっていた。悪友数人で、またしても近所の雑貨屋へ。
当時、1個500円ぐらいだったキーホルダー型のミニ時計⏰
陳列棚に並べられているものではなく、その上に置いてあった箱ごとパクった。数にして100個は超えていた。
盗んだ時計を悪友たちと分けあったけれど、そんなに一人でいくつも持っていてもしょうがないことに気づく。
よせばいいのに大量にあったその時計を1個50円ぐらいで同級生に売りまくった。
しかも、その悪友たち全員が売りまくっていた。
当然バレる。。。
(バカだから誰も気づかない)
今度は学校に保護者たちが呼び出された。
高校になるとまた悪友たちと、今度は自販機からビールを盗むようになった。取りだし口へ腕を巧みに突っ込み「ガコッ」とひっぱりだしていた。
酒の味など判りもしないのに、ただ悪友たちと騒ぐことが楽しくて仕方がなかった。
学校サボってパチンコとゲーセン。
「パッパカパー、パパパパーー♪」
………ビッグシューター。
(懐かしい)
ゲーセンで夢中でパックランドと魔界村をやっていると、そこへ生活指導の先生が登場。
「お前らそこへ列べー💢」
整列させられ、3人ぐらいの生活指導にバシバシとひっぱたかれた。
(現代なら暴力教師と騒がれるかもしれん)
そんな時代を共に過ごした悪友たちも、それぞれに成長し家庭を持つようになった。
どこでズレてしまったのか分からないけれど、まともに家庭を築いているヤツもいる。
酒とギャンブルに溺れ、人生の再建を目指しているヤツもいる。
未だにアル中で、一升瓶を抱えたままのヤツもいる。
公務員になったけれど、ストレスを溜め込みすぎて屋上から飛び降りたヤツもいる………
もう今となっては会うこともなくなったけれど、オレにとっては今でも大切な悪友。
小学生だった頃。。。
"おこづかい"を幾ら貰っていたのか今となっては定かではないけれど、確かに貧乏な家庭だったけれど、どうしても欲しいものを買ってもらえないようなことはなかったと思う。
なのに、よく母の財布から小銭や、時には1000円札を盗んでいた。
近所の商店で、それほど欲しくもない文房具を盗んだ記憶もある。
5000円というものが、どれ程の価値なのかもよく分からなかったのだろう。
母の財布から盗んだ5000円を持って近所の雑貨屋で買い物を。
何を買おうと思ったのか覚えてはいないけれど、店のおばさんが不審に思ったのだろう。家に居た母へ確認の電話をしやがったことがあった。
もしかしたらそれが当時の"近所の絆"なのかもしれないが………
バレた。
家に帰ると鬼の形相の母が待ち構えていた。
「そこへ座りなさい。」
仕方なく正座すると、私の目の前で母が線香に火をつける。
「この手が悪さするから、これから二度と悪さしないようにこの手にお灸をするから。」
恐怖の時間のはじまり。
本当に"ヤキ"を入れられたことは無かったのかもしれない。
でも、恐怖のあまり泣き叫びながら母に詫びを入れた記憶は確かにある。
多分一回や二回じゃないような気もする。
「嫌じゃ~!!
もうしませんから許じてください~😭💦」
…………と。
中学生になると盗みも巧妙になっていた。悪友数人で、またしても近所の雑貨屋へ。
当時、1個500円ぐらいだったキーホルダー型のミニ時計⏰
陳列棚に並べられているものではなく、その上に置いてあった箱ごとパクった。数にして100個は超えていた。
盗んだ時計を悪友たちと分けあったけれど、そんなに一人でいくつも持っていてもしょうがないことに気づく。
よせばいいのに大量にあったその時計を1個50円ぐらいで同級生に売りまくった。
しかも、その悪友たち全員が売りまくっていた。
当然バレる。。。
(バカだから誰も気づかない)
今度は学校に保護者たちが呼び出された。
高校になるとまた悪友たちと、今度は自販機からビールを盗むようになった。取りだし口へ腕を巧みに突っ込み「ガコッ」とひっぱりだしていた。
酒の味など判りもしないのに、ただ悪友たちと騒ぐことが楽しくて仕方がなかった。
学校サボってパチンコとゲーセン。
「パッパカパー、パパパパーー♪」
………ビッグシューター。
(懐かしい)
ゲーセンで夢中でパックランドと魔界村をやっていると、そこへ生活指導の先生が登場。
「お前らそこへ列べー💢」
整列させられ、3人ぐらいの生活指導にバシバシとひっぱたかれた。
(現代なら暴力教師と騒がれるかもしれん)
そんな時代を共に過ごした悪友たちも、それぞれに成長し家庭を持つようになった。
どこでズレてしまったのか分からないけれど、まともに家庭を築いているヤツもいる。
酒とギャンブルに溺れ、人生の再建を目指しているヤツもいる。
未だにアル中で、一升瓶を抱えたままのヤツもいる。
公務員になったけれど、ストレスを溜め込みすぎて屋上から飛び降りたヤツもいる………
もう今となっては会うこともなくなったけれど、オレにとっては今でも大切な悪友。