【TBSそして日本テレビの駅伝中継について】

ブログのアクセス解析（有料機能）に検索ワードというのがある。

その検索ワードに、このブログがヒットして、やってきましたよ、というもの。


一昨日、昨日と「日本テレビ　駅伝うるさい」「瀬古　うるさい」等が検索ワードとして数多くヒットした。

この数だけで日本全体をはかるわけにはいかないが、不満を持った方は少なくないだろう。


元旦のＴＢＳ．ニューイヤー駅伝は録画はしたものの、まだ断片しか見ていない。コニカミノルタの快走は見事だったが、ＴＢＳは区間賞は誰だ？という予想クイズを
４択で区間毎に出していた。

４択中、３つはＴＢＳが予想した有力選手の名前、そして、４つめは「その他」としていた。他にもいろいろ不満があったが、これだけでもう十分、失礼な中継だったように思う。


全選手、皆、必死だ。「その他」は、ないだろう。駅伝ファン以外の方にも楽しんで見てもらおうと思ってこういう企画を考えたのかもしれないが、元旦早々不愉快になった。

視聴率を上げるためかもしれないが、こんな小細工はいかがなものか？



そして箱根駅伝。私は既述したように映像は日本テレビ、音声はＮＨＫラジオ第一（ニュース時は文化放送）にしている。

大した事前取材、資料準備をせずに感覚で話す瀬古さんの解説に面白味はない。思うに瀬古さんは、取材等、データ集めに興味がないのだろう。

たまに日本テレビの実況も聞いたが、うるさくて参った。一応、録画はしたが。


また友情・兄弟愛・家族愛等の絆というのも、24時間テレビと姿勢は同じだ。愛の押し売り！
仮にそういう視点で放送するならば全選手をそのように伝えて欲しい。一部の選手だけだったはず。


そして日本テレビのレポートアナウンサーも、駅伝というか走りの知識が浅い。
前にも書いているが、一度、5kmでいいから走ってみろ！と。走れば実況も深くなると思う。

1km：３分というのが、どの位速いのか？３分半ペースでもいい。多分500mもアナウンサー達には無理だろう。

あるいは５区の一部でいいから走ってみるとか！（私は数年前に40歳半ばで一度だけ走ったことがある。とんでもない坂道だということを痛感した）。


それから中継全体への要望だが、ニューイヤーにしろ箱根にしろ、各選手にリグが着いているはずだが、あの情報をもうオープンにして欲しいと思う。マラソン大会でも。

そして2kmないし3km毎に計測マットを用意すれば、更に各選手のペースや今、どこを走っているかが、おおよそわかる。５区・６区は難しいかもしれないが。

また、近い将来、超軽量ガーミン等（GPS）＋発信器を各選手に装着してもらって、そのデータも放送局にオープンにしてくれれば、詳細がわかる。



箱根駅伝も、いつまでも愛とかで中継する時代じゃないだろう。

そういうスタイルは止めて、もう少し分析的な中継を望みたい。これほどの注目大会だ（単に関東のローカル駅伝なのだが）。多少マニアックになっても視聴者は離れないはずだ。

多分、親戚が集まって、これを見ながら酒を飲むというスタイルが大半なのだから。


ＮＨＫラジオ第一の実況は今年も好印象。落ち着いて解説の金さんと論じていくスタイルは、一瞬、スポーツ中継ではなく、政治番組か？と思うほど。