shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

映画「BURNT~二つ星の料理人」を観た

2016-06-19 | 日記
いま、邦画で純粋に“社会を廻してる男のための映画”ってあるのだろうか。

今日の映画を観終ってそう思った。

映画「BURNT~二つ星の料理人」を新宿で観た。
公式ホームページは:
http://futatsuboshi-chef.jp/

料理人としてはすごい(のかもしれない)が、人間としては問題だらけ。
レストランはもちろん、会社も社会も運営はチームワークが肝心だが、部下を怒鳴り散らす、皿を放り投げて叩き壊すわ、客室のテーブルも叩き壊すわで、とてもスキャンダル以前の問題ではない。

これは、リーダーの資質を問う物語でもある。
三ツ星を勝ち取ろうとするあまり、部下の信頼や気配りをしないで、どうして運営なんかできようか。

ちょっと、自分をハラスメントした元上司を思い出した。
怒鳴り散らすばかりの人間など、どうして信用できようか。
だから、ある意味“起こるべきして起こる”裏切り。

部下がいる、彼らにも家族がある。
彼らを仲間として、家族として思った時こそ、
名誉よりも彼らを大切に思って、はじめて企業や社会がうまく回りだす。

「(ミシュラン審査員が来ようが来まいが)やることをやるだけだ」。
ラストでひと仕事終えた彼らの笑顔は、三ツ星以上に輝いて見えるだろう。

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さて、こうした(自分が観た)社会を廻す男たちの映画って、自分が思うに
2015年1月の「アゲイン~28年目の甲子園」以来のように思う。
http://www.again-movie.jp/

それまで、女子や学生たちの映画は吐いて捨てるほどあったが、
こういう映画って、なぜ日本ではなかなか出来ない!?
CMだって女子が主役だったり、男もヤワなジャニタレのようなイケメンばかりで反吐が出る。
1980年代はまだ男が惚れる映画やCMがいっぱいあったように思う。

こんなCMはどうだ。
YOKOHAMAタイヤCM その3 再アップ

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