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音楽大好き男の徒然なる日記

「東京大空襲」を忘れない…「肩より低く頭をたれて」(1979・海援隊)

2023-03-10 | 日記
1945年3月10日。
東京大空襲を覚えていますか
 ウィキペディア解説:https://w.wiki/34$g

「東京大空襲」とは……東京大空襲・戦災資料センター ホームページより
 https://tokyo-sensai.net/about/tokyoraids/



「ガラスのうさぎ」を知っていますか?
 ウィキペディア解説:https://w.wiki/7ihM
小さい時に観た映画でした。

なぜ戦争がいけないのか、教えてくれました。

親しい人が元気でいるために。
好きな人が国家間のエゴで殺されないために。
つまらない国体のプライドで他人を傷つけたり、自分も傷つけられないために。



SUGIZO さん( LUNA SEA 、 X JAPAN )の公式ツイッターより(2020年3月10日付)。
「東京大空襲から今日で75年。
犠牲になった方々に心から哀悼の祈りを捧げます。

僕の祖母も焼け野原の東京を逃げ回った。
一歩間違っていたら僕はこの世にはいなかった。

先の大戦を体験した方々の高齢化が進む中、次世代に確実にこの歴史を伝えていかなければ。
あのような惨劇を二度と起こすべきではない。



今、自民党関係団体・出版社の圧力によって「愛国教育」が強調され、
“お国のために戦え”と言う流れに向かっています。
「大日本帝国」時代に「日本人優越主義」のもと、アジア諸国を中心に多くの他民族を見下し迫害した歴史を「なかったもの」にしようとして、
昭和10年代から昭和20年までの「悲劇」が繰り返されようとしています。
  http://www.tbs.co.jp/jnn-thefocus/archive/20180304.html
それで良いのですか?
このままでは、日本は再び世界から軽蔑の視線を浴びるでしょう。


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主題歌「肩より低く頭をたれて」(1979)~映画「東京大空襲・ガラスのうさぎ」主題歌

 作詞:武田鉄矢
 作曲:中牟田俊男
 編曲:佐孝康夫

 春が来ては 花の名を知り
 夏には雲の名を覚えていた
 秋が吐息を白くして また過ぎたら
 見たこともない季節があった
 冬より冷たい季節があった

 炎の霙(みぞれ)が降りしきる
 赤い疾風(はやて)が吹き荒れる
 人は心を言葉にしない
 肩より低く頭をたれて
 肩より低く頭をたれて

 肩より低く頭をたれて

 冬が過ぎれば 夏が来ていた
 人影だけを 黒く映して
 陽射しを遮る緑がなくて
 緑がなくて
 私の周りに誰もいない
 見たこともない季節が過ぎた

 獣のように人が走る
 叫ばなければ聞こえない
 人は夜が来る度に
 肩より低く頭をたれて
 肩より低く頭をたれて

 肩より低く頭をたれて

 焼けた大地に砕けたガラス
 涙のように輝いた
 私はここから歩き出す
 声あるならば大地を語れ
 見たこともない季節のことを

 声あるならば大地を語れ


オリジナルアルバム『倭人傳』収録 (現在廃盤のため、入手困難)

残念ながら、海援隊のオリジナルアルバムをCDで購入するのは極めて難しい状況にあります。
で、そのベスト盤はたいてい「母に捧げるバラード」と「贈る言葉」を中心としたものばかりで、この歌はまず入っていません。
せめて、このアルバムだけでも通常盤で扱って欲しいものです。


2018年3月10日付訪問者数:185名様
2020年3月10日付訪問者数:208名様
2023年3月10日付訪問者数:185名様
お付き合いいただきありがとうございました。

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