蘇えれスカイマーク／原点回帰こそが新生への第一歩では

北海道新聞　社説　2015年1月30日付
「スカイマーク　破綻の悪影響最小限に」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/589246.html

東京新聞社説　2015年1月30日付
「航空３位破綻　消費者利益を損なうな」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015013002000137.html

ひと言で言えば、「残念」だ。
まずエアドゥにも期待が高かったが破綻して、結果ANA傘下に収まった。
出発当日や前日急に飛行機搭乗が必要になった時「普通運賃」が1万円から1万5千円で東京～札幌間に乗れたら、どんなに助かるだろう。
JALもANAも「事前購入割引」こそあるが、搭乗3か月前なんて予定が立つ人なんてどれだけいるだろう（特に社会人は）。
ましてや3か月前に搭乗予約した時点で、当日に台風や吹雪で欠航になるなんて誰にも予想はつかないだろう。
しかし、現実に「普通運賃」で購入しようものなら「東京～札幌」間は約3万8千円、
「往復運賃（片道）」であっても約3万5千円が現実であり、金銭面などで移動が大きく制限される人にとっては耐えられない。
だからこそ、“第3極会社”の存在は大事なのだ。
自分も去年秋の日帰り帰札や年末の東京Uターンにはたいへん助かった。

CAのミニスカートなんかいらない。
国際路線もいらない。
ジャンボジェットも、再建完了後で構わない。
とりあえず、機内放送もいらない。
コーヒーサービスに「1杯100円」の負担も構わない。
とにかくスカイマークには、まず原点に立ち返って「東京～札幌」「東京～福岡」「東京～那覇」路線を死守すること、
可能な限り普通運賃の価格をこれ以上上げないで（自分を含む）金のない乗客たちの急用に対応できる態勢を守って頂ければ……と思います。

負けるなスカイマーク。