shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

珍しく不快に感じた「マツコの知らない世界、2時間SP」

2016-05-08 | 日記
かつて、テレビ東京で「TVチャンピオン」という番組があった。
ウィキペディア解説は ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/TV%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3
この番組の打ち切りの最大の要因は、当時の中学生が番組で話題になってた早食い(通称フードバトル)を真似して死亡事故に至ったからであった。

先日のTBS「マツコの知らない世界・2時間スペシャル」を見ていて、嫌な企画があった。
マツコ本人は嫌がっていたが現在60歳になる女性を招き、カレーライスの早食い競争を始めたのだ。
かつての古館伊知郎氏みたいに早口実況者を使ってあおるあおる。
さすがに自分も嫌気がさして、チャンネルを替えた。

テレビ業界のおごり高ぶりを改めて見せつけられたようで、非常に不快に感じた。
いま地震や原発事故で家に帰れない人もいれば、生活格差の悪化で食べることに困っている人々がいる。
なのに、なんだこの悪態は!!
早食いで死亡事故が起きたことを今のテレビ業界の人間はもう忘れたのか!?

これにはマツコは悪くない、番組スタッフが悪いのだ。
少なくともテレビ局の人間は、多くの就職試験をかいくぐって選ばれた、有名大卒者が就いているいる筈だ。
ただでさえ高額で働いているはずだ。

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余談だが、自分も音楽などの「ギョーカイ」に足を突っ込んだ人間だが、
その世界には専門用語をしゃべりまくっておごり高ぶっていた人間(たしか出身は照明関係)を知っている。
そいつは食事を「シーメ」(めしをひっくり返して)と言ったり、
1万円を「ツェーマン」(ツェー=「C」のドイツ語読み、ドレミファソ音階の1番目に相当する)とか言ったりして、
自分の部下をあごで指図したり怒鳴りつける嫌なヤツだった。
そいつはもう過去の人間だから話せるけど。
もちろん、ギョーカイ用語を使う人間すべてがそんな奴ばかりではない、
丁寧に知識を教えて下さった方も忘れていない。

とにかく、放送業界も音楽業界も政治家も、
就けなかった犠牲者のうえに自分がいる事を肝に銘じて、国民庶民が楽しく暮らせる社会づくりに遂行して欲しい。

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