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津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

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天才画家でならず者

2019年11月21日 | アート・文化

 気持のいい秋晴れの日が続いていますね。

昨日の定休日に白川公園方面に行ってきました。

真っ青な空です!

もう紅葉も始まってますね。

目的はこれ、「カラバッジョ展」。

17世紀バロック絵画の先駆者と言われています。

私の好きな画家のひとりなんですが、めったに日本では見られません。

もう何度も訪れている名古屋市美術館です。

天才的な画力をもって、瞬間的激情シーンを光と影そして構成力で見事に描き切ってますね。

同じ時代のフェルメールとかとは違って日本人にはなじみの薄いジャンルの宗教画が多いんですが、

それでもカラバッジョの絵そのものに迫力がありますから見ごたえは充分なんです。

天才画家でありながら「ならず者」の本性があるカラバッジョは、

いつも剣を腰に差していたというんですね。

有力パトロンが多くいたせいか妬まれることも多く、喧嘩が絶えなかったとのこと。

ある日とうとう殺人を犯してしまい逃亡生活になっていきます。

それでも38歳で熱病で亡くなるまでの間、

その晩年まで傑作を残しているんですからすごい人ですよね。

12月15日までです。


印象派へのかけ橋

2019年09月19日 | アート・文化

昨日は県立美術館に。

シャルル・フランソワ・ドービニー展を見てきました.

いつ来ても気持のいい空間です。

ドービニーはバルビゾン派に属する19世紀のフランス画家です。

とても写実的でみずみずしい水辺の風景をたくさん残しています。

晩年は自分のアトリエ船で川を下りながら描き続けたんだって。

次第に筆のタッチが変化していって「印象派へのかけ橋」と言われているとのこと。

そういえば、クロード・モネも影響を受けてか一時期船の上から水面を描いてますね。

こんなかわいいアニメもありますよ。^^

ドービニー展はまだ始まったばかりで、

11月4日(月・祝)まで開催してます。


ファムファタル

2019年09月02日 | アート・文化

先週の水曜日、大阪に行ったときに天王寺にある「あべのハルカス美術館」を訪ねました。

ただ今開催中の「ギュスターヴ・モロー展」です。

モローは19世紀末の象徴主義を代表する作家のひとりです。

宿命の女たち~ファムファタルは男を破滅させる運命の悪女、という意味だそうですよ。^^;

この「出現」はモローの代表作となっています。

この作品は「一角獣」。

穢れなき女性にしかなつかないという伝説の動物ユニコーンと戯れる女性。

なぜかモローは横顔ばかり描きますね。

美しい衣装にも注目です。

今月23日(祝)までの開催です。

16Fにある美術館の庭園からの眺めもいいですよ。


クリムト展

2019年08月02日 | アート・文化

31日の定休日に豊田まで出向いて「クリムト展」を見てきました。

豊田市美術館は1年ぶりです。

去年の夏の「ブリューゲル展」以来です。

グスタフ・クリムトは19世紀末を代表するウィーンの画家です。

クリムトは金箔使いの名手で、色鮮やかな画面が彩る華麗で妖艶な魅惑的女性像で、

とても人気があったそうです。

でも風景画もたくさん残していて、私はそちらも好きですねー。

豊田市美術館は交通の便はあまりよくないですが、とても魅力的な美術館ですよ。

2階に上がると広場があります。。

デザインされた水辺の景観がとても美しい場所です。

涼しそうに見えますが、この日の豊田市は37度超え・・・暑い、熱い^^;

クリムト展はまだ始まったばかりで、この日はTV局も取材に来てましたよ。

10月14日まで開催してます。


雨の日は・・・

2019年04月11日 | アート・文化

 昨日の定休日は雨模様だったので名古屋の白川公園へ。

いざ開催中の木下大サーカス!

 

サーカスは定休日でした。^^:

じゃなくて、目的はそこではなく、

お隣の名古屋市美術館へ。

「吉野石膏コレクション展」。

昨日からの開催ですが、雨の為か来場者は少なめです。

バルビゾン派~レアリスム~印象派~ポスト印象派~フォーヴィスム~キュビスム~エコールド・パリと

19世紀後半からモダン・アートの時代までのフランス絵画の軌跡をざっくりとたどれます。

タイトルどおり、ルノアールの7点など印象派の画家達の作品が充実してましたね。

あとシャガールが10点あり見ごたえありましたよ。