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SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

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日本酒がとまらない

2009-11-16 17:44:33 | 純米酒

こんにちは、元気良すぎて本日二つめの記事を起こすニール・ヤングです。
「ジャンキーは皆/落ちゆく夕陽のよう」と名曲"The needle and the damage done"でも歌われていますが、ワタシのジャンキー一歩手前の日本酒かぶれには自分でもほとほと呆れ返っております。
おっと言い忘れました、ニール・ヤングというのは、嘘です!(わかってるっての)
でも日本酒かぶれはホントです!

ワタシが今ムチューになっている山形のお酒。
先日など「正酒屋 六根浄」さんから一升瓶を四本オーダーしてしまいました。半ダース注文はもう目の前です。それどころかとうとう沖縄から、ブラジル音楽業界人御用達と囁かれる究極のサプリメント「酒豪伝説」まで取り寄せてしまいました。もう完全にイカれています。



写真左・・・楯野川 中取り純米 美山錦
 ドライ・クリアー・リッチと言われる通り、ただの辛口酒ではありません。口に含んだ瞬間の、ゆらりと川面を遊ぶ尺ヤマメの魚影を想起させる魅惑的な甘味、清冽な渓流を流れる清水のようなノドごし。
 数年前に、かつてプラッサ・オンゼ岐阜で、今は亡きマスター・よっちゃんに当時幻の酒と謳われた「○四○」を、「まあまあええから飲め飲め」とコップにどばどばついで飲ませてもらった時の、あの正に清水のように感じた舌の記憶とダブりました。その「十○○」は、今や香り先行型フルーティ路線まっしぐら。当時に戻ってもう一度あの「○○代」を飲み直せたらなあと思います。

写真中・・・山形正宗 純米吟醸 雄町
 六根浄店主の熊谷さんは「全盛期の井上康生の内股だ!!」と激賞されましたが、この日本酒初心者のワタシですら飲んで唸りました(背景は銀河系でよろしくお願いします)。
 試合開始前の井上康生選手の柔和な表情のようなひと口目の甘味。組んだ瞬間、相手の表情が一変するような凄みある味の広がり。
 そしてあっという間に投げられ。
 後口のぐうっと切れていくさまは、まるで開始線に戻って一礼する、武道の礼節さえ感じさせます。
 「雄町は野性的な味」といろんなところで書かれているのを先入観でもって見ていましたが、そんなイメージは見事に吹っ飛ばされました。いやとにかく旨い!

写真右・・・純米酒 六根浄
 ワタシが勝手に「レギュラー六根浄」と呼んでいる、日々の友。
 甘味・酸味・辛味・苦味・渋味の五つ(『旨味』というのも加えれば六つ)の味覚要素を分布グラフにするとしたら、この六根浄はオール3か3.5というくらい、見事に均整の取れた味のセッティング。突出したところがない。ていうか味のわからぬワタシなど最初は「あれ・・・こんなもん?」と拍子抜けするくらい特徴のない酒に思えたものです。
 ワタシも当初騙されかけたように、苦味渋味を抑えて甘味や香りを強調した方が今の日本酒市場ではきっと売れるのだろうなと思います。ですが六根浄はその一般ウケしない味の要素をもあえてしっかり乗せてきていることで、平凡な第一印象のあとで「ちょっと待て・・・もうひと口」と、なぜか飲み飽きしない魅力をだんだんと感じさせてくれます。ワタシなどは食事中はもっぱらコレ。
 「本当においしいものは、はじめはそれほどでもない」という極意のようなものを教えてくれます。
 もとは食用米である「はえぬき」を使っているというあたりも、この米でここまでの酒が造れるのだ、という飄々とした心意気を感じます。
 この「レギュラー六根浄」に加え、赤文字ラベルの「プレミアム六根浄」という、山田錦三年熟成のバージョンもありますが、これも凄かったです。「燗化けする」と聞かされていましたが、冷やでいただくと「何の用だ、帰れ」とばかりに無愛想でいかついどこかの門番のような味わいの硬派酒だったのが、まさしく燗をつけた途端になで肩の女性的な味わいに変化するのは何故?!これぞセクシー六根浄。

良い日本酒、といいますか本物の純米酒は本当に素晴らしいです。まず悪酔いしません。ヘンな酒を飲んだ時のぐわッとくる酔いの回りみたいなものがなく、ほんのりじんわりと心地良くなっていきます(もっとも飲み方にもよるけどね)。ただ旨すぎて何合もやっちゃうのが困りもの。それでも食事どきに一献(一献どころじゃねえけどな)、就寝前にも上の三種類からチョイスした一杯を吟味しながら一人でいろいろ思索を巡らすのは、何物にも代えがたい貴重なひとときです。と書くとカッコはいいのですが、薄明かりのキッチンで立ち飲みという姿が生活臭豊かではあります。
 酒の味を極めし我が大先輩からはよく「いろんなん飲んでいっぱい試してったらええで」と(←一発で誰だかわかるよね)アドバイスをいただきますが、あまりのクオリティの高さにどうやらしばらくは山形酒から離れられそうにありません。もっともワタシ自身その土地と人に惚れた、というのも要因として大きいですが、そういうご縁は大切にしていきたいと思っています。

そんな山形で、おお、中原仁さんのブラジル音楽講座があるんですと!いいなあ、マジでいいなあ。これは盛り上がること必至です。お近くの方は是非ご参加あれ。

話変わって、山形正宗を出している水戸部酒造さんのサイトがいつの間にかリニューアルされてました。とてもいい内容です。この素晴らしいお酒を売っている「正酒屋 六根浄」さんは確か12月16日から蔵入りのため、通販時のコンサルティングをお願いできなくなります。日本酒が一番美味しい季節、また一番消費する年末年始を控え、レッツ・買いだめ!

名古屋近郊の皆さんとも一度我が家で日本酒パーティなど繰り広げたいものです。
さあ、今から晩ゴハン。今夜も飲むぞ!ほどほどに!
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3 コメント

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ええとこありまっせ (みさちん@yugi)
2009-11-17 02:33:51
東別院に日本酒を飲むならの店があります。いっつもちょっとと思うのに、おやじの酒合わせの妙にはまり「え、まだのむんかい」という顔をされます。
至福の店です。
ありまっか (ゼジ)
2009-11-17 08:33:13
☆みさティーヌ
ムホ
と朝っぱらからはしゃぐワタシを笑って許して。
んじゃアレですね、アチェパティとハシゴ決定ですね。よし!(何がよしなんだか)
きゃあきゃあ! (みさティーヌ)
2009-11-18 00:04:24
深夜にはしゃぐアタシを笑って。
んじゃぁアレですわね。よし!お誘いします。

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